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2005年8月 3日 (水)

昭和20年代の川遊び

この季節になると、どうしても思い出すのが一宮市内を流れる大江川の水泳である。

市内を南北一直線の流れるこの川で、それぞれのグループの遊び場があった。私たちの町内はT家の別荘脇にある堰(せき=私たちはこれをザーザーという擬音語で表現していた)であった。

川幅7mほどで、ココで何度もおぼれては、町内のお兄ちゃんに助けられて上達していった。

kawaasobi この堰の流れには二通りあり、水かさが少ないと下流の水と渦を巻くように落ち込む。こうなると私のようなヘタクソな泳ぎ手はおぼれる。これを乗り切るのは下に潜り込むと脱出できるというができなんだ。

水かさが多い場合は、大きなうねりになる。これなら波乗りができたからみんな飛び込んだ。

ココで遊んだ昔のよい子が、今は「よい子はココで遊んではいけない」という看板を立てている。

以前岐阜の山県市の神崎川で、自宅の裏庭の川を適当に石で囲ったプールを見た。スイカもあった。なんかとても懐かしい気がしたし、うらやましく思った。

こんな自然を今の子供の教えたいのにね。

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コメント

お久しぶりです。
よく昔は泳げるほど綺麗だったと言われるのですが、僕らの世代では考えられないですが、少しでもこれから環境のことを考えていかなければなりませんね。

投稿: Spicy | 2005年8月 3日 (水) 22時05分

そうですね、年の違いが分かる。

西枇杷島の新川、鮮明度0のこの川が、その昔河口で泳いでいる写真をみたときは驚いたことがある。

汚すのは簡単ですが、きれいに戻すほうが如何に大変か。自然を大事にしたいですね。

今日アユが釣れなくなったという話しを聞いた。やはり長良川河口堰の建設がきいている。これにハンコを押して許可を出したのは海部だからね。俺どうにも好きにならんこのタイプ。

山でも開発をしすぎると、海が駄目になる。皆で考えなくてはね。

投稿: 独りしゃべり | 2005年8月 5日 (金) 11時49分

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