キャノンデール(マウンテンバイク)に乗ったら花や虫が見えなくなった
昨年は腰痛を起こしながらも、何とかジョギングしたりウオーキングをしていた。
あのころは、デジカメを持って小さな虫や、名も知らない小さな花を写していた。ところが最近の写真を見ると、風景が多くなっているのに気が付いた。それもそのはず、スピードが速くなった分周りが見えなくなったのである。
旧街道をジョギングで通りかかると、なんでもない地蔵や小さな神社、奥まったところの民家、川の中の虫の声や魚がよく見えた。これは自動車で通ると、ほとんど事前に神社仏閣などの記した観光案内書に頼って行動しないと見損なうのである。
これがキャノンデールのスピード感に酔いしれるようになってからは、ほとんど地面しか見ていないから、周りを見なくなってしまった。
今日たまたまアサヒ・コムのマイタウンから愛知県を検索し、コラムの中に「散歩しながら行ける 愛知スケッチ100景」が出てきた。http://mytown.asahi.com/aichi/newslist.php?d_id=2400032
これは、塚田譲さんがスケッチした場所を絵と文で紹介している。なかなかいい感じのスケッチに、フトその昔、ジョギングが楽しくて仕方がないころ、デイバックにスケッチブックを入れて、ところ構わず画家気取りでスケッチしたものである。
走ることに一生懸命で、こんな余裕のある時間が無くなっているのに気が付いた。腰痛で走られなくなった腹いせに自転車を乗り回している。ウエストバックにはデジカメを入れている程度だ。そんな自分を、もう少し見直す必要がありそうだ。
思いついたが吉日で、近くの緑道へ出かけた。
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