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2006年7月 2日 (日)

安売り旅行の不安 中止になっても旅行代金が戻らない

国内旅行を計画した。6月6日になって、最低催行人数に満たないから、中止と相成った。残念だが仕方がない。

こういう場合は、すみやかに返金されるのは当然である。ある旅行社の規定は下記の通りである。

●旅行中止の場合

  • お客様が最少催行人数(パンフレットに明記)に満たない場合は、旅行実施をとりやめることがあります
    この場合には、国内旅行にあっては、1泊以上の旅行は、出発日の14日前までにご連絡し、日帰り旅行
    は4日前までにご連絡いたします。海外旅行にあっては24日前、ピーク時に旅行を開始するものは34日前までにご連絡いたします。その場合は、お客様からいただいている旅行代金を全額お返しいたします

一週間たってもなんの返事もないので、13日にメールを入れたら、「当方の手違いで本日返金処理をさせていただきます」というメールが当日に来た。

6月15日に再度いつ処理をされるかの問い合わせのメールをした。ところがこれにはなんの返事も来なかった

それどころか16日になって同じメールアドレスに催促をすると、今度はメールが通信不可能になっていた。

このことを友人に話すと、電話で催促した。この時「まだこちらにありますから、20日には入金するでしょう」という返事であったという。

なんとなく胡散臭い気はしていたので、克明に記録は残しておいた。もしもの時には、これを消費生活センターに持ち込んでも、警察に被害届けもしてもいいと思っていた。金額も2万円そこそこで、数人分である。被害は少ないからという安心感もある。ドイツサッカーのチケットが手に入らないことを考えると、やけどは少ないと諦めかけていた。

21日に今回の返金を私の郵便振替口座に一括返金を依頼していたので、郵便局で確認したら、入金はないという。またもやうそを言った。

友人と私は交互に電話で抗議をしたら、これから払いに行きますという

そして22日の今日、やっと入金の確認ができた。返金の約束を何度も守らず、メールまで切って、こちらとの連絡を断とういという魂胆は、なにを意味するのか。今もって明快な返事が来ていないし、謝辞も来ていない。

この会社の実名は、ロータリー旅行(株)名古屋市中村区則武である。どこよリも安くという旅行を計画している。今回の教訓で、安かろう良かろうということに、いささか不安を感じた。とにかく金は戻ったが、二度とこの会社には近づかないだろう。

今回の件を、消費生活センターへ参考書類として提出、マスコミの友人とホテル関係の友人に情報提供を依頼した。被害者を未然に防ぐことになるかも知れないから。

旅行の手付けは、全額を払うもんでない。最小限度の支払いをしておいて、決定したら残金を払うことだという教訓ももらった。返金に不安を持った場合は、しつこく請求しながら記録をとる。あなたが交渉にたけた方ならいいが、そうでなければ、この記録を消費生活センターへ持ち込むといい。

蛇足になるが、こんな旅行社もある。突然キャンセルが出たので部屋を空けておくよりは埋めたほうがいい。どうせキャンセル料も入ることだからという募集がある。その代わり1週間以内の募集が多い。また日にちと人数を決めて募集を掛ける。でもよく読んでからにして下さいよ。読んでいるだけで面白いから。下のアドレスから「こだわり検索」で探すと面白い。

http://www.tocoo.jp/UserUI/do/uTop010Init.aspx?asp_id=0

あまり腹が立ったので、いろいろな色を使っちゃった。ごめん。

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