ノルディックウオークで町に出る
朝いつも行く公園にノルディックポールで出かけた。自分で言うのもなんだが、恥ずかしい。
最近特に「脊柱管狭窄症」がひどく、尻が痛くて歩く走る立っているのが辛いのである。そこで買ってきた「ノルディックポール」でウオーキングを始めたが、世間が奇異の目、好奇な目、嘲笑の目で見られているのが辛い。
いつもなら走っている私を「なんとお元気なこと」という尊敬の眼差しで見ていたのが、腰痛を起したから歩くようにしていた。ここらから「だから言わんこっちゃァない、やりすぎなんだよ」という目に変わってきた。私は不完全燃焼で、イライラが募り、我慢していても仕方がないので、葬祭殿からの抽選で頂いた自転車を持ち出して走ってい
た。
これはなかなかの自転車で、漕いでも漕いでもママチャリに抜き去られる。これを家内が笑う。そこでキャノンデール(マウンテンバイク)を買って乗り回していた。その距離一日あたり30~40km、一月1000kmである。これを又世間が笑う。やりすぎだわ、と。
それでも不完全燃焼で、本当は走りたいのだ!
こんな経緯から、世間は「だから言わんこっちゃァない。とうとう杖を突いている」と。
会う人会う人に言い訳をしなければならない。話しても分からない人のは、実際にポールを使わせる。そこで初めて、このポールの運動量の多さに驚く。最近3kmを連続で歩いたことがない。ところが早朝このところずっと、歩けるようになって、しかも腰に来ないし、いい汗がかけるようになった。
でも一般世間の承認をもらうまで、はまだまだ時間がかかりそうである。歩きかけた翌日、中日新聞の記事に「トレッキングポール」というのが紹介された。これはハイキングや山登り用で、目的は少し違うが、使用方法は同じである。
ポールの使い方が今ひとつうまくいかないが、習うより慣れろで、使っているうちになんとなく様になってきた。これを使って分かったのは、上体の筋肉をよく使うから、久しぶりに筋肉痛になった。
歩幅を広げると腰に来るから、チョコチョコと歩いていたが、これを使うとポールでグッと前に押し出すから、今までより歩幅が広がった。これでいて腰は痛くない。
下手な説明より、下にアクセスして下さい。専門的に説明されています。
この運動は全身運動である。全身の90%の筋肉を動かし、心拍数は10~15拍多くなり、エネルギーの消費は平均20%ほど増加する。といううたい文句はウソではなかった
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