防災訓練でもらった乾パンは保存しないことだ
先日「横浜の防災訓練でもらった乾パンで食中毒」という記事が出た。たまたまこのすこし前に、防災訓練でもらった乾パンを食べた。その時ふと賞味期限を見たら、今年の11月で、あと3ヵ月もない。貰った時、担当の人はすごく気前よくくれた。なんて優しいんだろうと思った。
その少しあとに横浜の食中毒があった。これは期限内でしかも来年3月だから、まだ7ヵ月もある。そこで心配になり、我が家の防災備蓄食品の総点検となった。
あのねッ、言っとくけどね、乾パンを配布する時に、行政指導で「防災訓練で配布する乾パンの賞味期限を、キチンと伝えるべきだ」と思うよ。みんな、わざわざ買って備蓄している人って、地震の経験者で、ほとんどの人は、ここでもらった乾パンを備蓄していると思うよ。
いよいよ点検を開始する。我が家の備蓄は弾薬箱である。これは高47×横35×幅26cmの木の箱である。なぜこんなものがあるかというと、昭和2年ごろ親父は野戦重砲兵第三連隊第三中隊に所属していた。退役し た時にこの箱
を持ち込んだのだろう。箱の底には今も砲弾の跡 が残っている。さてその内容は。
- 水500ml 2本 250ml缶 7本
- 乾パン缶詰 2缶 2006/11期限
- 乾パン缶詰 2缶 2007/11期限
- くじら 4缶
- まぐろフレーク味付け 1缶
- づわいガ二 1缶
- オードブルツナ 2缶
- いか味付け 1缶
- 牛肉すき焼き 1缶
- 帆立貝柱 1缶
- 豚角煮 1缶
- サンマ昆布巻き 1缶
- 赤貝の味付け 1缶
- ランチョンミート 1缶
- 登山用乾燥食品 ガーリックリゾット、五目御飯、ビーフストりガノフ、ナスの漬物、野沢菜の漬物、すき焼き丼、中華丼、山菜御飯各1個、かき玉スープ 11個
- テッシュ小 2個
- バンドエード小 1個
以上である。
どこに災害備蓄のカケラがあるか?ほとんどピクニックの備蓄じゃないか。くじら?こんなもん捕鯨が禁止されるから、もう手の入らないと買い込んだだけだ。それがいまじゃ調査捕鯨して捕った鯨肉が、流通経路がなくなったから、肉が余ってしまって、しかも高いという。
ズワイガニ?イカの味付け?赤貝?ランチョンミート?フン!
しかも山岳乾燥食品。もう山の登れなくなったから、そのまま備蓄に回されたという不遇の扱い、謂わば左遷と同じ処分だ。気の毒に。
チョット待てよ、これだけツマミがあってだよ、酒がないのは寂しい。こだけあれば相当の宴会ができる。防災庫総入れ替えの試食会の宴会でもするか。行政では、乾パンだって総入れ替えするモンね。
そうか酒はいくら経ってもいい。古くなればなるほどいい。値打ちが上がるから。焼酎なんかは消毒に使えるかも知れん。これも備蓄しておこうっと。
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