昭和シェルのガソリンとハイオクの給油間違い。ウリをメロンと間違えたなら逃げるが
こんな記事を見ていて不思議に思った。まず記事である。
「石油元売り大手の昭和シェル石油(本社・東京都港区)は20日、津市にある系列の給油所で10年間にわたり、ガソリンのハイオクを取り違え、レギュラーを顧客に販売していたと、発表した。
同社が調べたところ、96年12月に給油所の改装工事をした際に、レギュラーの貯蔵タンクからレギュラーの計量器につなげるべき配管がハイオク用の計量器に誤ってつながれていたことがわかったという。
給油所にはハイオク用に6本のノズルがあり、うち2本がレギュラーになっていた。誤って販売した量は1日あたり約50リットルになるという」
う~ん、在庫管理をしていれば、こんなもの直ぐに分かるはずだと思うが。販売している量と、在庫量に微妙な違いが出てくるはずだ。もしこれが10年間も分からないということは、誤魔化せるということになれせんか? これが分からんなら、一日50リットル毎日帳簿から消せることになれせんかねェ。
それとも一日50リットルは気化する範疇なんだろうか。ここら辺りで計量に誤差が出るだろうか。公認会計士さん、税務所さん教えてちょッ。それとこういう工事検査って、消防署の検査がもっとも厳しいんでしょう。これも検査に抜かりがあったといわざるを得ないが。姉歯の建築検査をした行政と同じじゃないかね?
でも回答は記事の中にある。「一日当たり50リットル」とはっきり答えをだしている。計算ができているんだということが。ことは消費者の一人が調子が悪いと言ったので、これが社会問題になる前に、早々に発表した。この程度だろう。
金を返還してもらえない中には、このガソリンを入れて調子を落として、ディーラーに持ち込んで多額の修理代を払った車や、中には車を代替をした人もあるだろう。クレームを付けられて往生したディラーもあったでしょう。これは証拠もないから知らんぷりかい?
これはガソリンだから、なんか変だと思うだけで次を入れてしまう。そうすると調子がよくなる。ところがこれが、灯油とガソリンだったらどうする。すぐの広報車が回って騒動になり、これで火災になったら刑事問題になる。
もし美容院で、養毛剤とただの化粧水と間違えたら、絶対に分からん。禿げても分からん。もちろん禿の進行は、養毛剤では思っているほど止まらないからだ。(気の毒だけど、ワシももう近いが、なすがままで何もしていない)
しょう油とソース、酢と酒、ウリとメロンなら直ぐに文句を言いに行くが。いやウリとメンロンなら、事と次第によっては逃げるが。随分前に5千円出したら1万円と勘違いしてお釣りをくれたときは、直ぐに逃げたが。
ソースとしょう油で、フトこんなことを思い出した。臭覚機能をなくした知人の奥さんが、ソースとしょう油を見分けることができるまで、随分時間がかかったと言った。味は臭覚と大きなかかわりがあるらしい。試しに鼻をつまんで酢と酒を味わってご覧なさい。リンゴジュースとオニオンジュースがなかなか判別できないから。これNHKの「ためしてガッテン(?)」でやっていたと思ったよ(不確実)。風邪をひくと味が変わるでしょう。鼻詰りが原因しているのかもねェ。
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