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2006年9月22日 (金)

吉野家の牛丼とアメリカの安全意識

今回の吉野家の牛丼復活は、私のような低所得者にとっては救いの神だ。ウォーキングやランニング、いまはキャノンデール(マウンテンバイク)で出かけても、安心して飛び込んで、腹が満たされる。

私はね、ぶっかけ飯が大好きなんだ。天丼、カツ丼、親子丼などはできるだけツユたっぷりにして欲しい。朝の味噌汁かけ、鍋物後の汁かけ、卵かけご飯、牛乳かけ、バターかけ、オカカにしょう油をかけてご飯に混ぜ混ぜ、酢味噌ネギ和えをご飯に混ぜ混ぜ、冷奴にオカカとしょう油とトウガラシをかけて、ご飯にパッカンと乗せて混ぜ混ぜする。もう震えがくる。

今回の牛丼の復活は安全が確認できれば大歓迎である。BSE問題で日本の対応をアメリカが、「殺人カーを売り込んで・・・」というニュアンスの発言があったが、大体アメリカの車の安全意識の高さに疑いを持っている。

こんな話がある。日本の自動車メーカーがアメリカの工場で、日本と同じような製品完成度を97%とした。100個中3個の不良品までは認める完成度を求めたところ、103個納めるから勘弁してくれという。これがアメリカのいう安全意識なんですよ。安全意識なんてサラサラ無い。たくさん納めるからそこの中から、いいのを100個採ってという。採らなければ力ずくの政治的な圧力をかけてくる。

ことは口に入る物を、貿易摩擦問題まで発展させているのは、自動車の製品の完成度を求めた日本の安全意識との違いである。アメリカがごり押ししてきたら、今度は私たち消費者が徹底してアメリカの牛肉を買わないようにして、対抗するべきだ。

産地表示のないものを不買にするほどにしなければ、潜り込んで悪さするヤツが出てくる。と言っても今のモラルからすると、産地表示を偽るやつがまた出てくる。こういうのを厳罰にする法規制も完備するといい。口に入るものだけは、妥協して欲しくない。Sep2003 無農薬野菜しか口にしないというあなた、それ中国産だったら、何の農薬使っているか分からんぜ。ここもいま経済大国になってきたから、政治的圧力でごり押ししてきている。

吉野家さんもこの安全を意識して、業績を落としても、いままでがんばってきたのだ。牛丼が生命線の吉野屋さんには、今後も安全性を裏切らないで欲しいし妥協して欲しくはない。もし吉野家の牛丼にBSEが発覚すると、それは致命傷になるから、彼らも必死である。

私なんかは今頃BSEにかかっても、アル中ハイマーかアルツハイマーか区別がつかんと思うよ。

期待しているよと言いたいのは、アメリカヤ中国の安全意識にである。

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