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2006年9月18日 (月)

キャノンデールに挑戦してくる人々

どこを走っていても、歯をむき出して追い抜いていく人たちがいる。僕の走りはヨロヨロ走りで、そんなにムキになって走るほうではない。まだ乗りかけたばかりで、車道が怖いからだ。だから段差の多い歩道を脊柱狭窄症の腰をかばいながら走ってる。

ところが歩道を走るプロがいる。それは主婦である。時速17kmでユルユル走っていると、スイスイと追い抜いていく。私はこの主婦連に一目置いている。彼女らは目的を持って移動しているからだ。ワシには目的がない。信号が変わったらその時点で方向が変わるという、ふしだらな自転車乗りだからである。だからキチンと左側を維持Sep1601_1 して、追い抜きできる余地を残しておく。ただ不満なのは主婦がゆっくりな時には、堂々と道を幅を利かせて走っている。どこでも主婦は幅を利かせている。ジッと後ろをついて行くと、なにか引ったくりの犯人に間違えられるかもしれないという不安を持つ。チャンスがあったらとフト思ってしまう。

反対の歩道を、若い男が猛烈に走り去っていく。時々私の視線を投げかける。どうも「俺に着いて来れるか」という挑戦を受けたように思う。ところが距離が長いと、私のほうが勝つ。なんてったって持久力がある。自転車に一時避難しているランナーだからだ。ウルトラマラソンをやっていたから持久力には、足は遅くとも自信があるからだ。じっくり後を追いかけてクタバッタところを、一気に息の根を止める?いや一気にスピードを上げる。そうすると相手はあきらめて、フン、競争してんじゃないよ、ワシはコッチへいきたかったのだというように、方向を変えて姿を消す。

一番たちが悪いのはというか、太刀打ちできないのが高校生だ。若いだけあって、私の顔をチラッと見て、「こんなジジイに負けられるか」と思うのか、「かっこいい自転車乗っていたって、ママチャリの僕には勝てんだろう」と挑戦をしてくる。これには絶対に手を出さない?いや足を出さない。怪我すると損だからさ。若さには勝てん。

一つ快感なのは、渋滞中の車を追い抜く時で、しかも車が追い越していくが次の信号でまた抜き返す。私はこれでうさを晴らしている。信号の多いところなら10kmぐらいは抜きつ抜かれつで、離されることはない。ウフフと笑いつつ追い越していく。怪我しない程度に。

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