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2006年10月29日 (日)

古着はもう誰も着ない?

友人がゴルフをやっている人から、ゴルフウエアをたくさん頂いた。これはもう何度か着込んだ物だ。でもなかなかきれいな物ばかりである。なんとか生かす手立てはないだろうか。

先日一宮市役所の、ある課に立ち寄った。ここで、この古着を福祉課や老人ホームに寄付するということはできるかと聞くと、以前クリーニングの袋に入ったものでも、もらい手がいないということから、廃棄処分にしたという。老人ホームでも、もう誰も見向きもしないという。

まてよ、海外の貧困の手助けをしているNPOなどの機関がこの近辺にないだろうか。探してみることにした。

市民活動支援センターというのを見つけたので、さっそくメールを入れたら、市内に「社会福祉法人コスモス福祉会」というのがあるからそこで確認して下さいという。ここでバザー用品を募集しているという。そうかこれをバザーにかけて、その収益金で運営資金にしているのか。

このコスモス福祉会というのは、障害者が作業を通じて障害の受容や仲間作り、いきがいをもってもらえる場所として設立された。ここの援助される公的資金の不足を補う意味で、古着などをバザーにかけて資金にしようということだと知った。

だったら、なんで市役所は廃棄したんだろう。支援組織を作っていながら、足元が見えていない行政を感じた。ただの格好付けなんだろうか。児童虐待を見抜けなかった相談所の対応を見たような気がした。

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