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2006年10月21日 (土)

道路管理のずさんさ

最近自転車で走り回っていると、道路管理のずさんさが目立つ。とくに街路樹が完全に枯れているのが多い。目の前の家の人も、管理は行政まかせで、水もやらないし草は生え放題である。

特に民家のないところになると、歩道一杯の草が生えているから、_004_5 車道を迂回することになる。草の成長する勢いは早いから、なかなか手が付かないのかも知れないが、ここ4ヶ月ぐらい、何度も国道22号線を走っているが草を取った形跡がない。

最近は国道県道市道どれをとっても、街路樹の手入れが悪い。河川工事やダムに金はかけても、道路管理には金は使わないのかね。それとも政治家には妙味がないのかね。1

造園をやっている従兄弟に、街路樹の保障期間は1年と聞いたことがある。1年以内に枯れたら、業者責任で植え替える。それを越えたら行政責任と。保障期間中は乾燥期になると、毎日水をやりにいくという。

最近街路樹のイチョウの実がよく落ちる。踏み潰された実が異様な臭いを出している。ワザワザ梯子を持ち込んで竹で落としている人がいた。そうしたら目の前の民家から主婦が出てきて、盛んに怒っている。よく聞くと、

「葉が落ちれば掃き掃除をしなければならない。夏になれば水をやって、よく実がなるようにして育てている。それをこの時期だけ来て実だけを採っていくなんて・・・」

確かに、イチョウの落葉は始末が悪い。なかなか腐らないし、毎日葉が落ちる。ご苦労だなァ、といつも頭が下がる思いがする。主婦の怒る気持ちが分かったのか、梯子を片付けて帰って行った。

落ち葉の多い街路樹に、掃き掃除は民家の人の毎日の仕事になっている。その割には道路の草刈ができていない。行政の怠慢か。

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