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2006年11月21日 (火)

一宮の大江川河川改修工事は少し変だぞ

いまの大江川の河川改修工事の看板。 Photo_116

最近の大江川の工事を少し変だと思う。以前はこんな河川工事をどこもかもこぞってやっていた。建築業者に金を落とすためにドンドン堤防をコンクリートで固めていった。それを今は自然に戻すという理由で、コンクリートをめくっている。自然の戻すならまだ納得するが。

だから、今では環境に良くないから、もっと自然浄化できる川に戻そうと、護岸をグリ石に変更したり、葦などの植物を植えて環境整_002_14 備を始めた。

木曽川の川島にある河川環境楽園の自然共生研究センターは、木曽川河畔に平成10年11月オープン以来、3本の実験河川等の独自の実験施設を用いて、自然との共生を目指した川づくりのための研究を行っています。また、その成果を広く普及するための様々な活動を行っています。
○生物から見た良好な河川環境の創出を目的とした研究を行っています。河川環境物理的変化が水生生物に与える影響の調査研究や、自然保護意識の高まりに伴い県内に生息するウシモツゴや希少タナゴ類などの希少魚の保護、
護岸のテストをやっている。

あれほど金をかけて研究しているすぐそばの大江川は、三面張りのコンクリートという、一昔前の工事を平然とやっている。うたい文句は『大江川の護岸は、昭和30年代に改修されたもので、整備がされてから既に約50年が経過しています。そのため、老朽化が進み、玉石護岸からの漏水が随所で発生しています。また、排水流入区域_003_10 の都市化の進展に伴う流入量の増大と水路内の藻等の繁殖による流速の低下等によって、排水路は飽和状態に達しています。豪雨時は堤防を越水し、周辺農地では冠水被害も発生しています。これらの状況を改善するため、平成17年度完成に向けて大江川(市内を流れる部分)の改修工事を行っています。
※大江川は通称であり、現在の正式名称は大江排水路といいますが、文中では親しまれた名称である大江川を使用しています』

ことさら排水路と防災を強調しているが、こんな川でもやりようによっては、自然を取り戻すことができるはずだ。一度河川環境楽園の堤防実験を見てきたらどうだ?

この工事のどこに市民が納得できる工事なのか、今ひとつ分からない。なんとなく納得できないで、この周りを徘徊している。市内から流れ落ちる汚水が、できるだけ早く目の前から消えるようにコンクリート張りにしている。では下流の人はどうなるか?海はどうなるか?ここに住む魚はどうなる?市内のど真ん中を流れる川が単なる排水路 でいいのか。浄化することのないコンクリート三面張りでは、浄化することは決してないだろうから。

工事区間は市内の大正通りから稲沢にかけてのかなり広範にである。工事中は水を日光川に迂回させているから、今は水切れの渇水状態。

カヌーイストで世界中の川を見ていて、河川環境の問題を提起し続けている野田知佑さんが言い続けているのは、河川工事での環境悪化を、地元マスコミは取り上げようとしない。事実私も地元中日新聞に提起したが、取り上げらることはなかった。市民の目をふさいでいる様な気がする。防災という目隠しで。

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コメント

神田さんが知事のうちに作るだけ作っとけて事でしょう。

まあ、実際に愛知県の経済はいいわけだし(トヨタのおかげだけど)万博も成功させたわけだから、地元の業者に金をばら撒きたいのはわからんでもないし土木と政治は、密接な関係ですからね。

投稿: WFSC (モリゾーの中身) | 2006年11月23日 (木) 23時21分

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