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2006年11月 5日 (日)

キャノンデールと共にビンデング転倒

とうとう転倒した。交差点が近いので、着地点を探した。右前にある縁石が少し高いので、右足のロックを外して、待機状態にした。交差点に着いたので、右足を伸ばして縁石に足をかけようと思ったところ、どうしてだか、車体が左に傾いてきた。アッと思って、左足のロックを外しにかかったが間に合わなかった。前方の歩道で信号待ちをしている学生や主婦、車などの衆目の前で、見事な転倒である。

見ている人は何で足を出さないのかと思うだろうが、足がロックされているとは知らないだろうから、ただのドンクサイおじさんの転倒と映ったに違いがない。こういうことがあるといけないので、両足を必ず外しておくように、今まで訓練してきたのに、それが生かされなかった。油断である。

僕の「真ちゃん師匠」が、転倒するなら走っている時のほうが自転車には良いという。停車状態の時の転倒は、全体重を自転車に乗せてしまうから、フレームなどに異常な重さが加わり、自転車を傷めるといったが、体は停車中のほうがケガ無くていいが。師匠の意見には反論できなんだ。

ウルトラマラソンのように、超スローで走っている時には、よく転倒す る。ランニング中にだよ。道路のわだち、つなぎ目につま先を引っ掛けて転倒する。普通のマラソンのように足が上がった走り方ならいい。ところがウルトラマラソンとなると、膝への負担を軽くするために、足を引きずるように走るから、チョットした段差で足をひっかける。

信号待ちの車の前の横断歩道を、ゆっくり走り抜けようとしていて、 Photo_103 ドタッと転倒する。車の中でみんな薄笑いしているだろうが、本人は傷ついた素振りも見せず、何事もなかったようにスクッと立ち上がり、埃を払い人の見えないところまで来て、「お~っイタタタタ~ッ」と、体の総点検をする。なんと手が擦りむけている。

情けない、痛いの我慢して、影で泣いているなんて。よ~しっ、今度転倒したら、死んだ振りしたろかしゃん。

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