名岐駅伝走路員は忙しい
中部地区最大で1930年から始まったという歴史を持つ名岐駅伝が走りぬけた。
当然私は参加した。走るって?そんなばかな。走路員ですがね。この一宮市を通り抜けるのは12時15分から12時45分である。その走路員の集合時間が9時である。受付で日当3000円と記念のボールペンを拝領した。
仲間に日当を配布していたら、一人来ていない。電話すると、どうも忘れて山に行ったようだ。今日私は腰が痛いので、走路員をやめて、自転車で仲間の走路員を激励しながら駅伝をゆっくり見ようと思ったのに、欠員の補充に入ることになってしまった。トホホッ。
警察の説明があり、走路員の注意事項を確認する。要約すると、
- 交通事故防止に留意する。
- 観衆が選手を邪魔をしないようにする。
- ロープより前に出さないようにする。
- 車を走路に入らせないようにする。
- 警察と密接な協力体制をとる。
- 白い旗は右手、赤い旗は左手に持ち、広げて持っていること。
- 競技者が倒れた時は、競技役員に連絡し、選手に助力を与えてはいけない。触るなということ。触ると失格になる。
- 走路員は選手を見ていてはいけない。観衆の整理をすること。
- 腕章を着け、きびきびと行動する。
- 勝手に持ち場を離れてはいけない。
- 個人の荷物は自分で管理すること。
- 緊急自動車は、選手より優先させる。
以上ですが、知らない人は知らないでしょう。マラソンが好きでやっているのに、マラソンが見られないの。
地元のランナーは地元の大会を手伝い、他所からのランナーの世話をしよう。私達がその分、他所で楽しめばいいというのが私の考え。
責任場所を確認すると、規制が始まる30分前まで、1時間半ぐらい暇になるから、この間は喫茶店などに入って休む。
11時45分、私の責任場所には、近くに西友というスーパーがあるから、車の出入が多い。規制になると大渋滞になる。マァ、渋滞ならかえって車が動けないからいいが。だがイライラする運転手がいるから、一台ずつ30分ほど通行ができない説明に回った。この県道名岐線は立体交差する個所が、木曽川の堤防近くに一箇所あるだけで、迂回するところがない。規制解除まで一宮市内は、東西真っ二つになった30分間は、缶詰めに状態になる。
こうして説明と、迂回路説明で全く選手を見ることなく、気が付いたら最終ランナーが通った後であった。
このあと日当で昼飯をかねて、お好みハウスに入り、ビールを飲んだ。
今シーズンは、昨年の11月の名古屋シティーマラソン、今年に入って、1月のいちのみやタワーパークマラソン、2月の名岐駅伝がやっと終わった。あと、今月末の犬山ハーフ、3月の名古屋女子国際マラソンのお役をこなせば、今シーズンは終わる。
やれなんとか、めどがついた。
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