環境問題が大いに荒れそうな、雲行き
北極の氷が溶けても、海水面は上がらない。
環境問題という池に、大石を放りこんだのは、名古屋大学の武田邦彦教授の出版した『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』である。今まで私たちが知りうる情報は、どうもどっかで、誤作動をしているようである。それとも意識的に誰かが操作をしているのではないかと言わざるを得ない、暴露本である。
単なる暴露ではなく、よくよく考えれば、気が付くようなことに気が付かなかっただけのことである。それを科学的の証明しているから面白い。
例えば、北極の氷が溶け出したら、海面が上がって、
水没すると思い込んでいた。でもよく考えると、パスカルとかなんとかで、実験したことを思い出した。今日、定期的な運動の時間の前に、お盆にコップを載せて、氷を6個入れて、水を溢れんばかりに目一杯入れた。
2時間サイクリングをして帰ると、氷は溶けて無くなっていたが、水はこぼれてはいなかった。武田邦彦教授はこういう。
- 地球温暖化で北極と南極の氷が溶け、海面が上昇するというんは誤りである。北極の氷は海面に浮いているので、溶けても海面は上昇しない。南極は-50℃で「過冷却」になっているので、気温が上昇すると水蒸気が凍結し、氷が増えて海面は低下する。海面が上昇するのは、陸地よりも海水の膨張率のほうが高いためであり、その影響は限定的だ。
- ペットポトルのリサイクルは、資源の浪費である。リサイクルするには、そのペットポトルの量の3.5倍の石油を必要とするので、リサイクルすると石油の消費は増える。
- ダイオキシンは猛毒とされるが、その毒性はラットやマウスの実験によるものであり、人間に対する毒性はきわめて弱い。タバコの1/3000である。
- DDTが禁止された結果、アフリカでは蚊が繁殖し、その媒介するマラリアによって年間200万人が死亡している。
私ごときが説明するよりは、『武田邦彦』『池田信夫』を検索すると、関連の記事がド~ンとでてくる。色々検索すると、政府関係と見られるところの反対記事や実験結果が出てくる。
ダイオキシンのプラントがどしどし出来上がっていく。そんな企業や政府にとって、今回の武田邦彦の『環境問題はなぜウソがまかりとおるのか』という著書は邪魔でしょうがないだろう。
事実なら私たちは踊らされている。どこで誰がこんな情報を操作するんだろう。そして誰も何も言わないのはなぜだろう。
私が色々話せば訳が判らなくうなるから、武田邦彦さんの本を買ってちょッ。
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コメント
武田氏の著書の欠点は「実践的な展望を著者なりに示していく」ことがきちんとできていない点にあると思います。氏の主張に学ぶべきは学びつつ、私なりの見解や「実践的な展望」をまとめてみましたので、よろしければ次のページをご覧ください。
http://sky.geocities.jp/shchan_3/
投稿: shchan_3 | 2007年10月24日 (水) 18時52分