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2007年3月21日 (水)

テレビショッピングの商品、スイブルスイー掃除機は掃除をしない

スイブルスィーパーという掃除機を家内が買った。見た目にも軽そうだし事実軽い。

さっそく使ってみたら、なんと騒々しいこと。耳元でミシンを踏んでいるような音がする。手乗りインコが思わず逃げ出した。テレビ放映を何度見ていても、この音が出てこないのはどうしてか。これはワザワザ音を消しているんではなかろうか。

「マァお安い」

の一言で、手を出していると思うぞ。

安くて、確かに軽い、簡単に掃除をしたくなるが、どういう訳か、わりと重い米粒をこぼしたら片付けるだろうなと思われる構造だ。ゴミの取り入れ口は、普通の掃除機は吸い口になるが、これはブラシの回転でかき上げてゴミを収納するシステムだ。

回転だけでゴミを取る。吸うんではない。これを誤解しているから、一番軽い綿ボコリなどは、ブラシの回転で起きる風で、逃げ惑っている。

我が家は手乗りのセキセイインコを飼っている。こいつの羽根がよく抜ける。全部集めて羽毛布団を作ってやろうかと思うほどだ。この羽根を吸Photo_309 ってくれないのでなく、処理してくれない。ブラシの回転で起きる風に、羽根が逃げ惑っている。羽根の持ち主のセキセイインコも、この掃除機を出しただけで、今はスタコラサッサと避難している。

こんなことはテレビショッピングでは言わないもんね。もう一度言うが音がうるさいのなんの。テレビをじっくり観察するが、音が聞こえてこない。すこし消費者は不満に思う。

ジャゴジャゴジャゴジャゴ文句を言いながら、ゴミをかき集めながら、サクサク進んでいく。一度でいいからテレビで音を聞かせてやって、多分売れなくなるぞ。

絨毯なんかはいい。ブラシで掻き出すからだ。これを掃除機という既成の吸引式と思わずに、両党使いをするといい。ここがいま捏造でも問題になっている、テレビ局の横暴さだろう。商品の出す異常な音をワザワザ放映せずに、消費を煽る。金になればなんでもするという、消費者を無視した放映はいただけない。

消費者のために真実を放映するべきだ。そのためには商品をキチンと審査してから、しかも音もキチンと放映の対象にするべきだと思う。それを承知して購入する分には、それは消費者個人の問題だからいい。

テレビショッピングというのは、商品をジカに手にする時は購入したときということを、考えて報道して欲しいものだ。

最近問題になった「捏造」は、ないものをあったように見せかけることを言うのだが、事実をワザワザ隠して消費を煽ることをなんというんだろう。

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