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2007年3月24日 (土)

イカン、変なフリカケに参った

家内が町内の日帰り旅行で、長野県伊那市に立ち寄った。その時買ってきた土産が、「食べる唐からし」である。いまこれにはまり込んでいる。

この成分表を見ると、品名「食べる唐からし」、名称「ふりかけ」、原材料「ごま、唐辛子、かつお節、食塩、梅、赤しそ、干海苔」などである。このうたい文句が「カプサイシンいっぱい」だ。

いかん、ワシね、このカプサイシンに大変弱い。もう一膳ご飯が欲しくなる。このカプサイシンというだけで腰が砕けそうになる。以前激辛カレー三番勝負をやった時に、カプサイシンのことを、エッセイ集『鈍足ランナーの独りしゃべり』で書いたから、読んでみて。「2271411.doc」をダウンロード

こんなころから辛さに弱いというか、強いのです。ラーメン屋にいくと知らず知らずにもう手にはコショウが握られている。焼肉屋に行くと、コチジャンとニンニクが頼みもしないのに、もうシッカリ入っている。無意識の意識なんでしょうか。

ところが、このカプサイシンが、若返りに大変効果があることが分かった。私は飛び上がったね。3月20日の中日新聞にこんな記事が出た。

ーー唐辛子に含まれる成分「カプサイシン」が、老化や生活習慣病の原因となる「細胞死」(アポトーシス)を抑制することを、名市大医学科の岡嶋教授らが発見、英科学誌「ニューロファーマコロジー」に論文を発表した。唐辛子を食べることは、アンチエンジング(抗加齢)につながる」としている。ーー

ワシどんどん食べているからなァ。どうりでアンタは若いねェとよく言われる。

ーー細胞死は、がん細胞など不要な細胞除去や、正常な器官形成のために必要な「細胞の自殺」。ストレスなどが原因で、細胞死が過剰に進むことで、細胞数が減少したりして、臓器機能が低下したり、老化が促進され、生活習慣病に陥るとされる。ーー

少し心配なのは、この生活習慣病なんだわァ。一年400日飲んでいるからなァ。このところ禁酒して2週間、こんな事、今までにないことだ。いま内臓が、「オレの主人どうしちゃったんだろう?」と心配しているんではなかろうかと、主人の私が心配しているの。

ーー教授らは、実験でマウスの皮下にカプサイシンを注射すると、細胞死を抑えるタンパク質「IGF-I」が、顕著に増加することを突き止めた。また、カプサイシン摂取による刺激が知覚神経に伝わることで、神経の末端からアミノ酸の複合体「CGRP」が放出され、CGRPが若い細胞に働きかけIGF-Pの生産を促進ーというメカニズムも分かった。ーー

そうかね。難しいことは分からんが、このカプサイシンはもう一つ、ヤケドをしたという信号を脳に送るから、脳が慌ててヤケドの処置の指令を出すの。そうすると体中が汗をかき、鼻水を流し、呼吸が早くなるし、痛みを抑える体内麻薬物質エンドルフィンが分泌される。これがいかん、このエンドルフィンは麻薬と同じだから、恍惚としてくる。だから段々と辛いのにのめりこんでいく。激辛中毒に進む。

ーー教授はこれまでに研究で、カプサイシンを肌に塗るとシワやたるみが取れることが分かってる。--

いかんぞこんなの。こんなこと書くと、唐辛子を直接塗りこんで、炎症を起すのが出てくるぞ。今の内にきちんとした使用方法を伝授しないと。唐辛子は激辛の方がいいとばかりに、直接風呂に入れて、コチジャン風呂、キムチ風呂、シシトウ風呂なんてのに入ると、皮膚の柔らかいところが炎症起すぜェ。

健康センターの風呂にこういうのに入ったことがあるが、下半身の粘膜系に、飛び上がるほど辛さが染みるから。くれぐれもバカなことしないでよ。

この風呂に入って、染みたり、痛く感じる時は、その場所に病があると友人が言った。実は友人が私をからかっただけだけれど。とにかく染みて飛び上がるから。くれぐれも馬鹿なことを考えないように。

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