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2007年4月 7日 (土)

祭りの半てんが、ナフタリン漬けになってしまった

うわ~ッ、なんちゅう臭いだ。たった一着借りた祭り半てんで、家中が臭くなった。なんとかせにゃイカンがやァ。

今年は我が町内の祭り当番が私に回ってきた。仕方がない、誰かがしなきゃいかんから。祭りは4月2日と3日である。この祭りは「桃花祭」といって、600年以上も続いている伝統の祭りだ。だが神社も商店街も、この祭りを真剣に守ろうという気がないのか、年々寂しくなっている。祭りの当日が日曜日になったことがあるが、そんな日でも商店を休みにするところがあるほどだ。(ばかばかしい)

町内の社務所で、子供獅子を出す。だが我が町内には、小学校に通う子供はもういない。でも子供獅子は出さねばならない。というのは、子供はみんな独立してしまい、町内を出て行っている。残った親が、孫の顔見たさに、この日に子供を呼び寄せる。だから時ならぬ小さな子が10人ほど増えるというわけだ。

祭り当番は、4月1日に獅子を出して、飾り付けをする。祭壇の毛せんを敷き、その上に雄雌の獅子を飾り、お神酒、鈴、拍子木。町内の方々から頂いたお供えの菓子を並べる。

祭り当日は、町内を子供獅子が巡行する。子供が大きな獅子をフラフラしながら被って、社務所に帰ると、お供えの菓子のお下がりがもらえる。これを嬉しそうに抱えている。この顔を見たさに、祭りに子供を呼ぶんである。

ところがこの半てんの臭いが、なんともすごい臭いだ。年に2回出すだけの半てんは、ナフタリンの中に埋もれている。我が家も一着借りただけだが、家中臭くなった。なんとかせにゃイカン。

インターネットで検索すると、なんとこのナフタリンは、防虫剤としてはもう2~3%ぐらいしか使われていないという。しかもアメリカではPhoto_321発がん性があると発表している。まァ、防虫、防カビ、抗菌、農薬なんぞは、多かれ少なかれ微生物を殺しているから害がないとは言えない。

せめて臭いをなんとかして欲しい。そこで脱臭剤を買ってきた。今度の日曜日にナフタリンを全部出して、この脱臭剤をしばらく入れておく。9月ごろに虫干しをする時に、無臭の防虫剤とを入れてやろう。1年の4月と10月の2回はこの半てんを使うから、そのたびに防虫剤を入れればいい。それがいい。

念のため、防虫、防菌、農薬などの薬害を検索していたら、こんなのが出てきたので、気になる方は読んでみて。

 「あぶない抗菌・防虫グッズ」  渡辺雄二著よりhttp://www.kumagera.ne.jp/marutoku/book9.htm

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