一宮市議会に物申す
中日新聞の朝刊にこんな記事が出ていた。小中学校の耐震改修状況の結果から、名古屋周辺の春日井、一宮、岩倉などで20~30%と遅れが目立つと記事が出た。
さて市議会選挙が始まる。そこで市議候補者の皆さんに聞きたい。木曽川河川敷に予定されている、総合体育館の建設に75億円かけるなら、その金で十分小中学校の耐震改修ができると思うのだが、意見をいただきたいものだ。
「建設予定地は約24,000平方メートルの敷地面積があり、建築面積約16,000平方メートル・延べ床面積約18,500平方メートルの、十分な広さを持った3つの競技場が整備される予定です。3競技場内にはバレーボールで8面、バスケットボールで7面、テニスで7面のコートなどが確保でき、公式競技や市民スポーツに対応できます。このほかにアーチェリー場や卓球場、トレーニング室なども予定されています。
総工事費は約75億円を見込んでいます。平成22年度末までに完成し、公設民営方式で運営したいと考えています」(一宮広報より転載)
こんな辺ぴなところで果たして、利用価値があるんだろうか。いまある、光明寺公園球技場なんかは、土日祭日以外使われているところを見たことがない。
今回はバレーボール、テニス、バスケット、アーチェリー、卓球、トレーニング室なんかは平日でも使いたい。子供やご婦人も安心して果たして使える環境だろうか。市の中心部から7kmも離れている。しかも夜になれば、薄暗い河川敷に、行き来するだけでも億劫になってしまうし、ここの来る交通手段はマイカーか、自転車ぐらいしかない。
もし体育館を建築するなら、旧尾西、旧木曽川、旧一宮市内に分散したほうがよほど使い勝手がいいのに。
それより何が必要でなにが不必要なのかを、見極めて欲しい。そんな金を夕張並みの箱物に使うなら、小中学校の耐震改修に使ったほうがいいことは一目瞭然と思うが。ぜひこのご返事をいただきたいものだ。
実名でこの場で公表しようとも思ったが、よく考えれば、都合のいいことを言うだろうし、対立候補のインチキネタで、場を汚されたくはないから、公表は避けるが。
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