盗品の捨て場所は植木の中だった
いつも、九品寺公園にラジオ体操に行く。小雨が降る中、ラジオ体操が終わった。
何人かが騒ぎ出した。植木の回りでうなづきあっている。覗いてみる
と、なんといくつものバックが捨ててある。どうも車上狙いで盗った後、捨て場に困ってこの植木に陰に掘り込んだと思われる。
さっそく警察に携帯電話で連絡すると、ジョギングで来ても10分もかからンにのに、15分も掛かっている。やることが遅いんだわ。ついでに中日新聞も呼んでやれ、と知人の記者に連絡する。どうも上司の相談している。
いま警察の当番記者に連絡するが、いないという。そんなもん早く来ないと、パトが来てしまうよ、記者は迅速、正確、情報収集が必須科条件。とにかく早く来いとせかす。縄張りがあるから、おいそれと人の分野までは、犯せないという不文律があるようだ。
やっとパトが来た。そうしたら写真を撮るでなく、発見者の住所氏名を聞くでなし、気が抜けた感じ。あっという間に、盗品と思しき物をトランクに収容して、帰って行った。
その後にノコノコ記者が来た。遅いぞ武蔵!と笑った。まァ、今警察に行けば、盗品らしき物は、トランクの中からゾロゾロ出てくる。それ急げ!とけし掛けてやった。急に雨が強くなったので、ワシは急いで帰ることにした。
それにしてもたくさんでてきた。植木の中に押し込んだように隠してある。古物商の資格証明書、手帳、住所録などナニヤカヤどんどん出てくる。そう言いながら皆が触ってたから、みんな被疑者だ。ワシは触らなんだでね。
明日から警察の呼び出しが来るぞ~っ。だれだ?選挙前に立候補予定者の演説会で、寿しを貰ったと言っていたが。どうもこのラジオ体操の仲間は、疑わしいヤツが多い。
オレは告げ口に回るぜ。
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