おい!老人保養施設へランニングクラブが旅行ってか?
この地区の仲間を集めて年に一回旅行をしている。昔はキチンとランニングクラブらしい旅行をしていた。
- 一宮→下呂120km
- 一宮→内海90km
- 一宮→伊良湖岬130km
これを走るもよし、歩くもよし、土曜の午後5時に宿に着き、6時より宴会開始とした。それこそ私はまともに走って参加していた。下呂や伊良湖岬となると金曜の夕方スタートして土曜に現地に着く。それから大宴会をする。
体から水気を全部切って走っているから、砂に水をまくようにドンドンアルコールが吸い込んで行き、1時間もするともう寝ている。何のために走っていたのは分からないほどだった。
土曜に一宮駅前に集合した14人の仲間が、2台のワゴン車に分乗して嬉しそうに出発して行った。私は腰痛が酷くって、みんなに迷惑をかけるから遠慮した。どこか見学するというだけで、私に気を遣わせるのが目に見えているからだ。
いつも私が幹事をやり、行き先も決めていたが、今回は幹事が変わり安い宿を探すことになった。そうしたら仲間の息子が勤めている会社が、県から運営を任されている保養施設があるという。
それもなんということか、「愛知県南知多老人福祉館(愛称 ビラ・マリー
ン南知多) 」という。ワシは怒った、「おい!卑しくもランニングクラブがなんで老人保養施設なのか」と。そして 仲間から聞いた施設の名前を調べたら、なんというお値打ちな宿だ。ワシらァの旅行基準は、
- 汗をかいて現地入りする。車持ち込み禁止。
- 料金が安いこと。
- 仰山飲みたい。
の以上3点だ。ところが最近私も含めて故障者が多く、走れなくなっているのが現状だ。だから汗をかけなくなっているから、(1)は外れた。では(2)と(3)の旅行の基準はどうだろうか。まずこれを検索して見て。
http://www.villa-marine.jp/outline/index.html
いかがですか。60歳以上になるとなんと2食付で7400円。チョット待てよ、60歳以上って?今回の参加者で60歳以上のものは何人いるかと勘定するより、それ以下のものを勘定したほうがよかった。誰もいない。全員が60歳以上である。
それなら老人保養施設だろうが介護施設だろうが、保護施設だろうがどこでも行ける。安心していける。安くって仰山飲めればどこでもいい。
みんな楽しんで来い。私は一人チビチビイジイジ飲んでいるから、土産ぐらい持って来いよ、と涙ながら見送った。
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