毎日お盆のような照明器具をつけた、バカ息子
息子が大きなチョウチンのような照明器具を買ってきた。実は息子自身が使うとて買ってきたのだが、どうみても会社の寮の部屋には不向きというより、大きすぎて頭がつかえる代物だ。
普通の民家は、天井までの高さは、2m50cmぐらいだ。肝心のチョウチン型の照明器具は、実物が65cmで、配線等の余裕を見ると1mは必要だ。息子の身長175cmとチョウチンの1mを考えると、25cm目の前にぶら下がっていることになる。しかも8畳一間の独身寮だ。こんなもの前を見ても横を見てもチョウチンで部屋が一杯になる。この状態のまま寝てごらん。もういつ死んでもいい、初盆になる。まァ時期的にもお盆が近いからいいようですが。
いかが何でもこんなものを買ってしまった自分のバカさ加減に、捨てるならまだしも、横浜から畳んで実家の一宮まで、わざわざ持ってきた。部屋を見て歩いて、玄関の天井が一番高いから、そこに付けた。
わが家の天井は相当に高い。高いというより、床が低いのである。
田舎の高床から土間に下りる感じで、その高低差は30cmもある。今は亡き背が曲がった母親が、玄関に下りる時は、いったん腰を掛けてから下りていたものだ。
いまこの私が腰痛で、ヨッコイショと転倒しないようにドアーにつかまって上がり降りしている。
さて、そこに取り付けたのがこの写真である。それでも相当のうっとうしい。何か毎日お盆のチョウチンをぶら下げているようである。これに絵を描いて、グルグル回るようにしたろかしゃん。
いやこういう真っ白なものを見ると、筆で書きたくなる。「南無阿弥陀仏」とか「無」とか、「一日一善」「以和為貴」。
「郡上のなァ~♪」なんて、踊ったろかしゃん。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。


コメント