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2007年8月14日 (火)

一宮市議会の先生方、聞いてるかい。いかに老人が苦労しているか。

選挙が終われば知らん顔。いま買い物に困った老人がいかに多いか、知っているか?

この市の老人優遇制度の乗っかり、その手続きに行ってきた。

65歳になったので、高齢者優遇制度の乗っかって、こんなパスポートを手に入れた。少し調子に乗りすぎたかなァ。

この一宮には自動車学校が3校ある。この学校の好意で、スクールバスの停留所での乗り降りができるパスポートである。

本当は使うつもりは全くないが、どんなものか、どういう手続きで取得できるかを知りたかった。送られてきたパスポートには使用上の注意が書いてあるだけで、停留所の記載がなかったから、どこで乗り降りできるかが不明だった。気になったことはそれだけだった。

こんなことで文句をいうのはイカン。「恩を仇で返し」てはイカン、イカンからねッェ。

実は市内の中心部には、いま独居老人が増えている。核家族化しているから、子供の運動会をすると、大きなマンションができるところはドンドン子供が増えて教室を増築しなければいけなくなる。

ところが市内のど真ん中は、若者は郊外へ出て、老人が残っている。わが家町内でも、中学生以下は一人もいない。ところが65歳以上の老人夫婦だけの所帯がが33軒中14軒である。

大型店舗の郊外型が増えて、市内にスーパーが無い。わが町内でも1km範囲に八百屋が無い、もちろん魚屋も無い。買い物に行こうにも交通手段が無い。市役所に聞くと市内巡回バスはあるが、市の行政窓口に近いところ以外は止まってくれない。

スーパーで注文したら配達という制度を作ったところもあるが、主婦は品物を見て今日の献立を考える。何も見ないで献立はたてられないらしい。

そこで、ひょっとしてとこのパスポートで、買い物ができるだろうかと思ったら、若者が郊外に出ている。ということは、免許取得年齢の若者は市内には生息する数は、絶滅に等しい。自動車学校も巡回バスの当然郊外へ向かう。利用価値はなかなか思うようにならないのPhotoだ。

だからね、タダなら何でも頂くというのではないんだよ。この老人社会を生き抜く手段を模索している、この深遠な思いやりが分かりますか。

忘れていた、「愛の杖」もいただけるので、手術する前にもらいに行かなくては。

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