ロータリー旅行 破たんは、一年前から分かっていた!
とうとうこんな記事が出た。私にとっては、そうなるべくしてなったと思っている。
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「ロータリー旅行破たん・6000人ツアー取りやめ」弁済は2割程度
名古屋市中村区則武の国内外旅行業「ロータリー旅行」が資金繰りに行き詰まり、9日以降に予定していた約6千人分の全旅行を取りやめたことがわかった。名古屋市では8月、別会社の「ロータリーツアーズ」が経営破たんしており、ロータリー旅行の宇佐美求社長(49)は「名前が似ているため、風評被害による客離れが大きく響いた」と話している。
同社は近く名古屋地裁に破産宣告を申し立てる。日本旅行業協会(JATA)の弁済業務保証制度で、支払い済み代金の2割程度が還付される見通しという。
同社によると、ツアー中止分の支払い済み代金は約2千人(約850組)の約5700万円。これに対しJATAの弁済限度額は1400万円で、同社は「全額返還は難しい」と話している。還付は清算手続きが終わる約3カ月後の見通し。負債総額は約2億5千万円。
同社は8日付の配達記録郵便で、旅行の申込者と債権者に「おわび状」を送った。
宇佐美社長は「ロータリーツアーズの破たん報道の後、キャンセルが急激に増えた。新聞広告などで風評被害を抑えるよう努めたが、止められなかった。根強く応援していただいた方々に申し訳ない」と悔しさをにじませた。
(中日新聞)
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昨年の6月に旅行を申し込んで、人数に足りないから中止になった。だが金がなかなか戻らなかった。このいきさつをこのブログの「安売り旅行の不安 中止になっても旅行代金は戻らない」で書いている。
最近この件に関して、アクセスが多いので変だなァ、と思っていた。今日の夕刊でやっとその真実が分かった。
私の憶測ですが、最低人数が確保できない場合に、当然旅行は駄目になる。そこで預かった旅行代金を返さなければならない。返す金が無いから、申込者があれば、その旅行代金を流用するという、いわゆる自転車操業を繰り返していたと思う。こうなると旅館やバス会社も被害にあっていると思う。(フン、オレに相談すればよかったのに)
今年の8月、別会社の「ロータリーツアーズ」が経営破たんしており、ロータリー旅行の宇佐美求社長(49)は「名前が似ているため、風評被害による客離れが大きく響いた」と話している。ウソこけ!今年の8月でなく、もう一年も前から資金繰りが悪かったんだろう。
ところが別会社でなく、同じ系列の出身者で、体質は似ていると思っている。
これは2006年6月16日9時17分に中日新聞の某支社にメールした文言です。
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ツアー名 R266 四国秘境・祖谷渓谷と倉敷散策
募集会社 ロータリー旅行(株) 名古屋市中村区則武
5月に旅行を計画した。5月29日までに振り込むようにという案内があり25日に私は振り込んだ。
6月6日に参加人数が少ないので中止の案内が電話であった。
12日になっても金額が振り込まれていないので、催促するメールを入れた。(この時チョット変だぞと思ったので、証拠になるようにメールにした)
13日に「返金の件ですが、当方の手違いがございまして、本日返金処理をさせて頂きます」というメールがあり、それが最後で返事が来なくなった。
16日の今朝、メールで強く返金を要求したら、メールが届かなくなった。電話も出ない状態。
中日さんでなにかニュースをつかんでいないでしょうか。被害が出ているかもしれません。
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これについては、中日新聞から、なんら返事が無かった。昔、名古屋タイムズにいたマイタウンさんから、マスコミというのはこうしたもんだよ、と教えられた。
当然と言
えばそうだろう。マスコミはこれで収入を得ているから、絶対に広告料金をもらっているところを、記事にはしないだろう。えげつない。真実を追求する立場にあるものが、利益優先で真実を追究しない。事件が起きてから、昨日の広告主は今日の記事で動き始める。
でもそれによって多くの被害が出るならば、それの立ち向かって行く正義感の強い記者がいてもいいのではないかい?マスコミさん。
結局何億もの被害が出る。未然に防げたのに。情けない。
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