ジャンボタニシに草取りをさせろって?
ジャンボタニシに草取りをさせる農法がでてきた。この下のホームページがそうです。この記事には始めにこう書いてある。
『これは「環境稲作研究会」(藤瀬新策会長)が出版した「環境稲作のすすめ」から、ジャンボタニシ活用除草法、カブトエビ活用除草法、中耕深水除草法の一部を抜粋して掲載しています。
くわしいことは、農と自然の研究所出版物案内で、「環境稲作のすすめ」(500円)を注文してください。本文執筆者:宇根 豊(農と自然の研究所代表)』
だから私のは又聞きの又聞きで、「孫引き」という「てぬきの手口」だわ。でも参考になるならと、お知恵拝借します。
http://hb7.seikyou.ne.jp/home/N-une/2-d-4-kannkyouinaskaunosusume.htm
ワシは食べてしまえとブログでかいたが、消去法でなくて利用を考えるとは優れものだ。恐れいりました。逆転の発想である。
農薬で除草をするから、ジャンボタニシは食べ物がない。だから稲を
食べる。だったら草をそのまま生やしておいて、そいつに除草させればいいと試行錯誤した研究結果がこれだ。
「てぬき」で思い出したが、「さくら道270kmウルトラマラソン」という大会で、深夜ぶっ通しで走るランナーの食料を、ひるがので提供していた。その時はうどんを提供していた。冷凍うどんを湯に放り込んで、温かい汁をかけるだけという、完全に手を抜いたエイドステーションをやっていた。これがなかなか人気がってね。「さぬき」でも「たぬき」でもない、「てぬきうどん」というこのネーミングもよかったが、食料としてもよかった。
この「ひるがの」までは、白鳥から25kmもあるが、ちょうど深夜ここを走り抜ける。この間はどこにも食べるところが無い。だからなにを作っても、温かければうまいはず。と、勝手に決め込んだやり始めた。意外やこれは正解で、ランナーの目標地点にまで成長した。あの「てぬきうどん」まで行けば、完走できる目安が立つと。今でも仲間内では、私は「てぬき」と呼ばれる。
このてぬきうどんが、あらの方向で活躍し始めた。この話しを聞きつけたランニング専門誌「ランナーズ」から取材を受けた。それが大きく報道された。このつながりでランニング雑誌の編集者と仲良くなり「いちのみやタワーパークマラソン」を取材して頂けることになった。
河川敷に入って参加者が減るのをどう防ぐか。今まで市内を走っているころは4000人以上の参加者があった。それに立つ向かっている我々ランナーを取材して頂いた。河川敷に仮装大会を盛り込んだ。言いだしっぺの私は、仮装審判長という肩書きをもらった小遣いさんである。おかげさまで、3300人から4400人、今年は5700人と進化している。ランナーナ仲間の応援のおかげですわ。
ところが、もう一つ事件が起きた。てぬきうどんをやっていた時に、この近所の住んでいる「福手豊丸」さんから自叙伝『ひるがの』を頂いた。これを読んで、この人がこの「蛭ケ野の開拓団の指導者」であることを知った。さっそく私のエッセイ集『鈍足ランナーの独りしゃべり』をお返しに贈った。現在90歳になられる。時々だが手紙のやり取りをしているが、ものすごい達筆でしかも草書体で書かれるから、解読に難渋する。昭和の始めでも、ここは何も無い荒地だった。今のペンション、ホテル、民宿、スキー場が立ち並ぶリゾート地からは、想像もできない地で苦労された。この本を読んで感動したねェ。
これは私が所属している小冊子グループが発行した「『小さな足跡』に、福手さんのことを書いた私のエッセイです。少し長いがよろしかったらのぞいて見て下さい。
この福手さんの出身地の郡上から、この一宮に住んでいる同じ姓の方が、最近腰痛が再発して、救急で病院へ入った。病院では手術の難しさから難色を示しているという。それを聞いた仲間から私に救援を求めてきた。私は5月に頚椎、8月の脊椎の手術をしたばかり。しかも手術は成功して、リハビリの最中である。そこで私の掛かっていた岐阜大学の宮本医師にメールで相談したら、快く受けてくださるという。これで福手豊丸さんに直接ではないが、遠回りだが恩が返せる。それに信頼できる医師が身近にいたからだ。
ジャンボタニシから外れたが、ジャンボタニシの利用とか、人とのつながリは限りなくあることをフト思ったしだいです。「塞翁が馬」「風が吹けば桶屋がもうかる」式の話である。
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