いちのみやタワーパークマラソンが大繁盛

２００８年１月６日開催の申し込みの締め切りは、１１月８日にもう過ぎた。だが１４日になって忘れていたので頼むという。頼むわァとワシが言いたい。

午前中に一人申し込んで、もうこれっきりです、と念を押された。わが家からこのスポーツ課まで４ｋｍ自転車で行って帰ってきたら、午後にもう一人頼みに来た。市に申し込んだら断られたという。頼んできた人がまたこの大会の重要人物で、お隣の稲沢走友会のＳ幹部だ。このクラブにはたくさん参加を依頼している関係上断れず、もう一度頭を下げに行った。

ワシは市に貸しは作っても借りは作りたくない。私のこの大会への思い込みは相当なもので、参加者を増やす手立てを色々考えている。その効果も十分出ている。だからこれを盾にして強引に申し込むという神経は、私には持ち合わせていないからだ。

いまは、会場の中で楽しくするにはどうしたらいいか。しかもできるだけお金を掛けずにできることはないだろうかと、真剣に考えている。

今日、一宮市の担当からこんなメールが入った。

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ランナー各位
皆さんいかがお過ごしでしょうか？
私も先週開催された”いびがわフル”に参加し、無事完走しました。
今大会は２０回記念の節目であったため、７５００名超ものランナーが参加とのことでスタートからゴールまでランナーの姿が途切れることなく走っていたような感じがしました。
事務局としては、いろいろな大会の良いところ、悪いところを見て”いちのみやタワーパークマラソン”にも取り入れ、盛大に開催したいと考えています。

さて、エントリー数の速報をさせていただきます。
１１月１３日現在になりますが、窓口などで受領済み申込書が約５３００名、インターネット申込みが約６００名あり合計で５９００名です。
最終参加人数には親子部門の未就学児数を追加するため約２５０名足すことになります。
そうです。そうです。なんと６０００名をオーバーしました。

昨年よりも約５００名増え、開催以来毎年記録を更新中です。感謝！感謝！
これもひとえに皆様方のご協力がなければ達成できないことと思います。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
今後とも”いちのみやタワーパークマラソン”のご支援よろしくお願いいたします。

当日の運営が想定と変わってきたのでスムーズにいくように再度万全を期すため練り直す必要がでてきました。事務局としては嬉しい限りです。
当日は渋滞など混雑すると思いますが、新年最初の初ランを楽しんでいただきたいと思います。

　”選手一人ひとりを大切にしたい”
　　　こんな思いで、当日頑張りたいとと思います。
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驚いた。２００２年に３３００人まで落ち込んだ大会を、友人ランナーたちの知恵を生かし、それを取り入れた市当局との協調が生きた大会となった。今日のメールを読むと、２００８年にはこの調子で行くと６１００人になると思われる。いや驚いた。こんなに早く６０００人を突破できるなんて。（頭の中では５５００人で頭打ちか、と思っていたからだ）

タダ悲しいかな、地元産業が繊維で、一向に立ち直れないでいるから、スポンサーがなかなか付かない。この大会は、当初から進展の無い財政貧窮な貧乏な大会である。だがこんなことに負けておられない。元気な大会から逆に元気な市に戻ってもらいたいものだ。

河川敷だからだめでなく、河川敷でしかできない大会にしようと、ランナーたちと市当局は工夫を凝らして、やっとここまできた。感無量である。あのランニング専門誌の「ランナーズ」が、河川敷に入った大会はいずれはジリ貧になるが、なぜこの大会だけが参加者を増やしているかと視察に来たほどだ。（２００５年４月号掲載）

仮装大会もやっているし、とにかく楽しくやろうとしている。仮装の審査員も仮装してるぜ。 知恵貸して～っ。

今日まで悪知恵を下さったランナーみなさんには、改めて感謝をいたします。ありがとう。

みんなあんたたちのお蔭だよ。「鈍足ランナーの独りしゃべり」は涙を流しているよ。