マラソンクラブの運営のドタバタ
ランニングクラブの会長が、もう忘年会の予約をしてきた。毎年駅構内の居酒屋でやっている。みんな集まりやすいからだ。名古屋から、知多から、木曽川からやってくる。
最近は、無名会ランニングクラブ員だけでなく、いろんな行事や走路員などの呼びかけに応じてくださった仲間も交えてやっている。
わがクラブは、結成以来21年、会員を募集していないということで、クラブの高齢化が起きている。近隣のクラブが分裂を繰り返す原因の多くは、金銭に対する不満や構成員が多すぎるのが原因して、考え方の違いが出てくる。そうすると分派する。そして運営に行き詰る。だから大きくしないことだ。ほどほどが仲良く付き合える。
ニワトリは9羽までは何とかリーダーがまとめられるが、10羽になると誰がリーダーで、どいつがよそ者か分からないようになると、ケンタッキーライドチキンの小冊子に書いてあったような気がする。
いまの民主党のように、思わぬ大きくなりすぎると、つい欲が出て、政権を握ったろかしゃんと思うわァ。もともと欲得の多い小沢だ。人の話の乗っかって、ぶち壊し屋の本領を発揮した。自民党の抵抗勢力として楽しみにしていた国民は、コイツ一人にかき回された。自民党は民社党に思はぬ亀裂が入ったので、ほくそえんでいるだろう。
こういうことがないように、わがクラブは創立した当時のまま、19人で構成されている。それ以降の仲間は、もう一つ一宮走友会連合という連合組織を作って、平等に遊んでいる。
両クラブの会則は、たった一つ、「クラブ内に政治と宗教と商売を持ち込まない」ということ。会費は一切なし。すべて割り勘で、走路員をする時の日当をかすめ取り、旅行や飲み会の小さなお釣りを巻き上げている。これは飲む時に集めるから、減らないばかりか増える一方で、各人が払った記憶が無いほど、無名会RCには36000円、一宮走友会連合には45000円、クラブの貯金がある。
こうした金は、わずかな通信費や事務費、巨大震災の義援金に使っている。いままで、両クラブが義援金を出したのは、阪神大震災に4万円、パプアニューギニアの学校建築資金に5万円、インド地震に2万5千円、中越地震の5万円である。こうした善行実践活動に一宮市から平成9年に優良団体として表彰されている。
わがクラブも、もう21年になる。平均年齢も60歳を超えている。事務局の私は、ここ2年ぐらい、腰痛で満足にイベントが組めなっている。責任を感じる。仕
事の都合や故障などで、走られる者がどんどん減ってきている。そろそろRC(ランニングクラブ)でなく、RC(老人クラブ)になりつつある。何とか体を動かせる、登山やウォーキングなどで活動したいものだ。
その一方、いままで世話になったマラソン大会に、せめて地元の大会の、いちのみやタワーパークマラソン、稲沢シティーマラソン、名古屋シティーマラソン、犬山ハーフマラソン、名岐駅伝、名古屋女子国際マラソンの裏方で、恩を返そうと奮闘努力している。走れなくてもいつもマラソンのそばにいたいからさ。
RCを老人クラブと呼ばれないためにも。
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