カラスがワシを見ると逃げ出すようになった

毎日ラジオ体操に出掛ける。６時１５分にいつも通るところは、電線に真っ黒にカラスが止まっている。その下の道路はカラスのフンで真っ白になっている。

昨年からカラスを追い払ういい方法がないものかと思案して、やっとたどり着いたのが、紙鉄砲である。三角に折って振り下ろすとパコンと音が出るやつ。子供のころのよくやったでしょう。昨年気が付いたが、夜明けが早くなり効果を確かめられなかった。

今年は早くから毎日電線の下でパコンパコンと鳴らし続けた。最近 になって、私が通るとカラスが異常に鳴き出す。「どうもまた嫌なヤツが来たぞ」という警戒音を出すのがいるらしい。

それとカラスに、遠くからでも私が来たことが分かるように、毎日同じ格好の白いウインドブレーカーと、自転車の前照灯を点滅にしてカラスの下へ入っていく。カラスは賢いから、余計にその反応が早い。

私がカラスの下に行く前に、騒ぎ出しカラスが飛び立つ。ギャーギャーと、けたたましく鳴き叫び、空が真っ暗になるほど飛び立つ。

カラスには情報を伝達する鳴き声があると、『シートンの動物記・銀の星ーあるカラスの話』にでていた。以前にもこれを書いたが、これは外国の話という人もいたが、人間のように知識の発達した情報交換はない。犬でも猫でも、感情表現は本能的なものだから、およそ大きな違いはないと思っている。人間でも泣く笑うは共通しているのと同じだ。今日この音符を持って鳴き声を調べてみよう。

これって、いつまで効果がるンだろう。賢いカラスとの知恵比べだ。でも鳥というのは音に敏感だから、必ず効果は持続すると思っている。でも人がいるところではやらないようにしている。最近銃による犯罪が多いから、間違って通報されたら、（紙）鉄砲不法所持で逮捕されるかもしれんから。