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2007年12月12日 (水)

正月は世界食べ歩き、安近短をお勧め

手早く世界の料理を食べ歩き、それでいて、安く、その日に帰られる身近さがなんともいい。ではさっそく中部国際空港へ。

アハッ、パスポートがないから、電車にした。ここ一宮から名古屋の大須まで25km。電車で行けば家から1時間半ぐらいで行ける。ここ大須は、若い人が多く店をやっている。この町の大家は、若い人に格安で貸しているから、若い人が店をやるから、自然と若い人を呼び込む。人が多ければまた人が来るという相乗効果がある。いつ行ってもにぎわっている。それと道が適度に狭いということがいい。同じ人数でも広いとガランとしてしまうからだ。

この名古屋の大曽根に「オズモール」という商店街がある。アーケードを取り払い道を広く取り、オズの魔法使いが出てくるとがった城を連想させる建築で統一されている。ここに100人いても、ガラガラなイメージである。だから客が遠のいている。全国からこの両極端の商店街を視察に来ていると聞いた。

大曽根よりもっとひどいのが、一宮の本町だ。むかし南北の両側に百貨店があった。北側に、あとからダイエーが百貨店を作るときは猛反対したものだ。商店の品が売れなくなるという理由からだ。人が来れば自然と商店にも流れるこの理屈が、この一宮の我田引水型の商人が猛反対する。その随分あとの現在、南北の百貨店はつぶれてしまったら、いま本町通りはシャッター通りになっている。それに空き家になった商店のテナント料が高いから、誰も入りたがらない。大家が欲が深いのか。

今日はマラソン仲間3人で来た。大須で、まず手始めにブラジル料理店へ入る。鳥の串から揚げとビンビールを頼んだ。ビンビールにはコップが付いていなくて、ラッパ飲みをすることになった。この後ピンガという、トウモロコシから作る焼酎を頼んだ。これが強烈で、40度もある。あまりたらふく食べると、まだ後があるから早めに切り上げる。

次は100m先のトルコ料理店へ入る。流ちょうな日本語で注文を取りに来たのは、日本のウエートレスであった。メニューを見ても分からんので、写真と値段を見ながら、ナスの上に刻み野菜を乗せて煮付けたもの。ピーマンをくり貫き中に五目飯を詰め込んで煮付けたもの。シシカバブが2本乗ったご飯を取った。そしてトルコビールはもちろん頼んだ。

ピーマンの料理はナカナカいける。この名前を聞いたが何度聞いても分からなかった。その意味は、「坊主が気絶した」というそうだ。シシカバブを辞書でひくと、シシーカバブとある。ラムは子羊で、シシーカバブは羊だという。ビールは軽い感じで、度数は5%。先ほどのピンガがまだ口に残っているから、余計に軽く感じる。

その向かいには、台湾の屋台風の小さな店がある。ここはたこ焼きのような団子を揚げていた。メニューから、たこ焼きゴマ団子、イカ団子、鳥のから揚げを頼んだ。台湾ビールを頼むと、アサヒビールが出てきた。

ゴマ団子の中はあんこであった。イカ団子はイカをすりつぶしてあり、これはうまかった。から揚げは少しピリピリと辛く、これもいけると並んでいる客に宣伝したら、つられてみんな注文していた。いい客引きができた。

大須を東から入り、そろそろ西の出口に近くなった。そろそろ日本料理を食べたくなった。そこで仕上げに一番庶民的なトンチャン屋へ入ることにした。串カツだのトンチャンだのをキャベツをつつきながら、日本酒をすすった。Tky200712110325

ブラジルから始まり、トルコ、台湾、日本を回っても、一軒当たりの費用がせいぜい、1500円ぐらいで済んだ。非常に安く、世界早駆けをしたことになる。

話は関係ない方向へ。きょうのアサヒドットコムのニュースから。 悩ましい大根をご覧あれ。「夫婦大根」というタイトルです。笑っちゃうね。

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