激辛カレー屋で、辛さの講釈をしてきた
久しぶりにCOCO壱番屋カレーに行ってきた。急に激辛カレーが食べたくなった。最近ラーメンの激辛を追いかけていて、辛さの忍耐力を知りたかったからだ。
何のためらいもなく、「4辛」を頼んだ。今までは3辛までで、足らない時は少しスパイスを足して食べていた。食べ初めて一気に辛さが襲ってきた。やはりランクを上げると、辛さも強烈になると感心したが、逃げ出すほどではない。これなら5辛も挑戦できるかも。
目の前にある、メニューの辛さの段階を読んで見ると、
- 普通 一般の中辛
- 一辛 辛口
- 二辛 一辛の2倍
- 三辛 〃 4倍
- 四辛 〃 6倍
- 五辛 〃 12倍
- 六辛 〃 13倍
- 七辛 〃 14倍
- 八辛 〃 16倍
- 九辛 〃 18倍
- 十辛 〃 24倍
ゲッ!「4辛」から「5辛」にするだけで、一気に辛さが増進される。「5辛」からは、なだらかに辛さを増していく。
店長に、「この会社は、従業員に辛さを体験させるのか」と聞くと、「辛さへの反応は個人的に違うから、そこまではしていません」と言う。でも「10辛」とはどんな辛さと聞かれても、返事ができないだろうに。だがよく考えれば、5辛で辛い人もいれば、うまいと言う人もいるから、味加減は答えようがないわなァ。
店長は、10辛で足らないので、スパイスを足している人もいます。ここまで来るとカレーよりスパイスを食べているとしか言いようがないとつぶやいた。
どうしてこんなに汗をかき鼻水が出るのか、社内教育で聞いているかね、と意地悪な質問をしてやった。やはり答えようがなかったようだ。
「トウガラシの中に含まれているカプサイシンという科学物質がヤケドを知覚したかのような信号を脳に送るらしい。そのニセ情報によって反射行為として、カプサイシンを取り除こうとして消化器官の働きを強め、頭や顔から滝のような汗を流し、心臓の鼓動を早くし、だ液や鼻水を流し、体の痛みを和らげようとしているらしい。
そして同時に鎮痛剤であるエンドルフィンが分泌される。このエンドルフィンはモルヒネやノボカインと同じ麻薬効果があり、こうこつとした気持ちにさせ、トウガラシ中毒になっていく」
とね。アハッ、店長汗をかいて聞いていた。
激辛はもう4辛が限界のようだな。でも「4辛」にスパイスを足していくという方法も残されている。
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