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2007年12月11日 (火)

袋中毒は遺伝する

阿川佐和子の『無意識過剰』を読んでいた。この中に彼女が異常なほど紙袋中毒患者であると、面白おかしく自白していた。そこでふと思い出した。何のことはない、わが家でも相当なものがいた。

家内はスーパーから帰ると、ビニール袋をキチンと畳んでしまい込んでいる。水っ気のあるものを入れる小さなビニールはキッチンから出る生ゴミを入れるのには都合がいい。

レジでくれる袋もまたキチンと畳んでしまい込んでいる。これはゴミ箱の中にセットしておけば、ゴミの出し入れに都合がいい。

でも紙袋までキチンと畳んでしまい込んでいる。これには少し注文を付けたい。紙袋っていうのは、あまり使うものではないから、ドンドンたまる。たまったものを一つの紙袋に収納している。これがドンドンたまる。いい加減にしたらと言うが止められないらしい。

そういう私も封筒をよくためている。これはマラソンクラブの仲間に写真や連絡メモを入れて配達する時によく使う。でも近年パソコンを使う人が多くなったので、瞬時に伝えられるようになり、この封筒も来なくなったのと使わなくなってきた。でも引き出し一杯はまだ収納している。

息子が大学時代に、下宿から寮にへ引越しをした。この時手伝いに行ったら、押入れから、それこそテレビを入れるほどのビニール袋から、スーパーからもらうビニール袋がドサッと二袋でてきた時には笑った。独身の学生がその使い道もないのに、ため込んでいる。これは本人も気が付かないうちに、ためる習性があるとしかいいようがない。リスがエサを隠す、タヌキの溜め糞と同じ習性は、これはもう遺伝子で受け付いているのである。

そういえば、家内の生まれた新潟の山の中の村名は、旧地名が「ムジナ平」と言っていたらしい。それが村民の間では不評で、村長の親父が改名した。その村名が「旭平」である。

アハッ!タヌキからムジナを思い出してしまった。全然関係ないのに、変なの。

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