レンタカーに高齢者割引が付いていた
年末の神社での「どんどこ」(御神火)の材木を取りに行くために、2トン車が必要になった。
そこでトヨタ系のレンタリース会社を訪れた。話をしているうちに、「アナタが借りるのであれば、今お年は幾つですか?」と聞くので、「65歳だ」と言うと、なんと割引が使えるという。
「高齢者割引か?」「いえいえ、そんな失礼な。ナイスエイジプランと言います」「アハッ、ものは言いようじゃなァ」と笑った。驚いたその割引も20%も引いてくれるという。この場合借りる車が、コンパクトカー、トラック、10人乗りに限定される。そして期間が12月25日までという。実にうまくはまった。
2トン車を6時間借り受けると7350円。これの20%だから、5880円で済む。助かった。材木をしばるロープがないか聞くと、500円という。なんでもあるんだ、だが少し高いが一年に一回のことだから借りることにした。あとは燃料を使った分だけ入れてお返しすれば、終了ということになる。
町内の神社に出入する時、鳥居などの障害物がある都合上、このぐらいの車しか入られない。できれば一度に運べれば仕事がはかどるのに。材木は長さ2.7mぐらいで、一束が直径1mぐらいある。荷台には1個しか乗らないから、3回往復することになりそうである。またクレーンがないから、転がして下ろさねばならない。ワシ腰が痛いのに、定年した町内の男性をかき集めなきゃできせん。
久しぶりに乗るトラックがやけに大きく見えた。運転台からの視界が、やけに高い。車屋時代は、4トン車から外車、単車まで乗りこなしていたが、定年後は軽四輪一筋で、それも今はあまり乗らないからである。
午前中一ぱいかかって車を返した。料金は燃料込みで8422円。材木を一時大捜ししたが、来年からも継続して下さる約束ができて、ヤレヤレであった。あとは消防署の許可を取れば、これでこの神社は、年末年始の「どんどこ」の準備はできた。
これで今年一年私の役目である、町内の「大年行司」(祭り、祭事担当の総責任者・)の年間行事は、ほとんど終わる。もうすぐ平成20年になる。
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