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2008年1月28日 (月)

「ようこそ」の語源は何だ?

当たり前に使っているが、「ようこそ」をよくよく考えると、なぜ「いらっしゃい」になんかね?

そこで旺文社の「古語辞典」を開いた。

「良う、善う、能う」の「よく」の「ウの音便」とある。いかんもう分かれせん。今度は「音便」を調べる。「語が連接する時、発音しやすいように別の音に変わる現象。特にイ音便、ウ音便、促音便、撥音便という」

イ音便は、主に「き」「ぎ」「し」「り」などの音が「イ」になる現象。「咲きて=咲いて」「次ぎて=次いで」「ござります=ございます」

ウ音便は、おもに「く」「ぐ」「ひ」「び」「み」の音が「ウ」の音に変わる現象。「お暑くございます=お暑うございます」

促音便は、「ち」「り」「ひ」などが促音「っ」に変わる音便。「立ちて=立って」「落ちて=落って」「散りて=散って」など。

撥音便は、「み」「び」「に」「り」が撥音の「ン」に変わる音便。「読みて=読んで」「住みて=住んで」「飛びて=飛んで」など。

何でここまで調べにゃイカンのか。難しい言葉ばっかり並べやがって。もっと分かるように書けよ。それで本題はなんだった?

チョット待った!「それで」は、この尾張では「そんで」というが、これは方言の撥音便かや?責任者出て来い!撥音便に「れ」も入れろ。

本題に戻る。要するに「よく=よう」に変化したといいたいわけだ。では「こそ」はなんだ?「よくこそ=ようこそ」になり、その意味は、他人の好意に対して、感謝の意味を表す。「よくぞおいでなされました」というように。

「こそ」を調べると、「こそ」は「ぞ」より一段と強い意を表すとされる。「よくぞきてくれました」というより、一段と心を込めて「ようこそきていただきました」となれば、前者の方は、学校の先生の自宅を訪れた感じだが、後者は、嫁をもらいにいった先の歓待ぶりが分かる。

段々と分ってきた。今日ラーメン屋で「ようこそ」と言われたので、悩んでしまった。そして「お待ちどうさま」と持ってきた。

ついでにパソコンで調べているうちに、「お待ちどうさま」は間違いで、「お待ちどおさま」でなくてはいけないことを知った。「待ち遠しい」の丁寧語になるから、「う」でなく「お」であるという。これも勉強だった。

こんなこと考えていると「死んでしまう」?「死にてしまう」の、撥音便かや?も~う、イヤ!この辺で「音便」から、穏便に手を引こっと。

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