神社の初めての氏子総会の草案つくり
町内は32軒と大変少ない。この神社は昔は随分遠くまで氏子であったが、大きな道路ができるたびに、神社とのかかわりが途絶えて、今は3町内だけ、だが、実際はわが町内だけが維持管理しているのが現状だ。
この町内には、少し前までは3グループに分かれていた。私たちが祭りをやっていたころの5人の仲間、本人達は若者と言っているが、平均年齢は64歳。今でも奉賛会という名でうごめいている。もう一つのグループは、Hというのを中心に、この若者が祭りで暴走するのを防ぐために作られたらしい、平均年齢約75歳の7人グループである。そして無関心グループもある。
ところがこの7人グループというのが、このHというのが原因で、一人離れ一人離れて事実上空中分解のバラバラになってしまった。口うるさい7人の中で、特別口がうるさいHというのが、どんな会議でも潰してしまう。私はコイツの胸倉をつかんだことがある犬猿の仲だ。
肝心なのは、口うるさいのがグループを組んでいるうちはまとまりがあったが、バラバラになった口うるさいのができてしまったことになる。始末が悪い。
Hと話していると10分持たない。口から泡が吹き出てくる(お前はカニさんか?)。それほど口がうるさいが、理路整然としているなら納得するが。それが人の話しを聞かなくて押さえ込むばかりだ。こいつは人を主役にしておいて、裏で操りたいヤツだ。自分が主役になれば、叩きのめされるのが分っているからだ。
さて、この7人グループの一人が、仲間に押し出されて氏子総代をしていたが、最近ボケが始まったらしく、家族から止めさせてと急に言い出した。今まで氏子総代は、昔からここに住んでいる人が、できるだけ永くやって、できなくなったら、申し送りのように個人から個人へバトンタッチされてきた。32軒の氏子に総代一人という体制が古来から続いていた。
今回は誰もなりてがいないから、初めて氏子総会を開催することになった。私は今年、祭りの担当責任者、大年行司になっている。そこで町会長から、総会を引っ張っていてくれという。そういう町会長も逃げ腰なのが十分分かる。
まるで交通事故である。誰かしなくちゃいかんので、仕方なく引き受けたが、今までだれも経験がないから、逆にやりやすいかも知れないが。
議事進行のストーリーを考えながら、あァ言ったらこうい言う、こう言ったらこう言うと、ブツブツ独りしゃべりをしながら、草案を作っている。
決戦は13日10時からだ。おのれ!佐々木小次郎メ!覚悟せよ。ぶった切ってやる。(お~い、返り討ちになるなよ、アーメン、南無阿弥陀仏)
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