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2008年1月31日 (木)

訪問介護、駐禁に泣く

こんなニュースが出た。訪問介護で訪れた先で、急を要して介護をしているのに、駐車違反で悩まされているという。まずこのニュースを読んでみてください。

http://www.asahi.com/national/update/0127/TKY200801270125.html

この中で警察の対応で、下記の部分である。

 県警は「(訪問看護は)契約した患者の所に行くもので、不特定の場所を対象としていない。もともと病気の人の所に駆けつけるのは緊急とも言えない」とし、除外対象に当たらないと説明する。駐車監視員側は「公平公正な立場で取り締まるのが我々の仕事。除外車両でない場合は、訪問看護も国会議員の車もみな同じ」(業務委託を受けている都内の警備会社)との立場だ。

では逆に、もともと病人が病院に行く時に、身体障害者に「駐車禁止除外指定車標章」を発行している。わが家は病院の前で、この標章をつけた車のお蔭で、玄関先に堂々と止められる。ここに通う、人工透析の患者が乗りつける。迷惑千万な話だ。これを警察に言うと、許可証をもらっている方だからという。これをもらうには下記の患者に限られているし、遵守項目をよく読んでください。

http://www.wheel-to-wheel.com/jogaisiteisya.htm

この制度を誤解されては困る。私は身体障害者に文句を言っているにではない。発行されて当然である。標章を発行して、指導している警察に問題がある。この標章で、人様の玄関先とは明記していない。だから堂々と玄関前に駐車して、透析が終わるまで5時間、こちらが我慢しなければならん。

一度ベンツがこの標章をつけて、毎日通院して、毎日違った近所の玄関先に止めた。誰もベンツでは文句を言わないので、私がこれを発行した岐阜県警に「人様の生活権まで奪う権利がこの標章にあるのか。どういう指導をしていのだ」と文句を言ったら、県警が本人の通っている病院を突き止めた。そうしたら、医者が慌てて飛び出てきて移動した経緯がある。

片や病院に行けない患者を、急を要して介護に出向く介護車両と、どう違う?人の生命にかかわっている話だろうに。

これをもともと病人だからと言って、緊急ではないという警察の理論と少しチグハグしていないだろうか。

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