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2008年3月10日 (月)

2008 名古屋女子国際マラソン走路員報告

一宮を8時に出発して、中日新聞本社前に着いたのは、早すぎた8時45分ごろである。

9時半に走路員の受付が始まるまでの間、ランナー仲間らが、この走路員をするためにぞくぞく集まってくるから、同窓会のような様相である。私はここ一年半ほとんど頚椎と脊椎のヘルニア手術前後で、全く走れなくなったいたから、懐かしくてねェ。腰の不安を抱えながら、動き回って、あいさつ回りをしていた。

「どうした腰は大丈夫か」などの、ねぎらいをいただきながら、友好を深めてきた。

9時半に受付で、日当の3000~3700円(距離が遠い配置場所ですと、帰るときの交通費が掛かるから、日当が高い)と、帽子、ボウールペン、ウインドブレイカー、大会参加者名簿、走路員の実施要項、配置図、緊急時の携帯電話番号一覧を拝領する。

配置場所にバスで護送されると、陸連の説明がある。それが終わると1時間半ほど時間ができる。その間に、早めの昼食をとる。配置に着付くのは、交通規制が始まる30分前である。

ここから走路員の仕事が始まる。カラーコーンを設置、観客が入らないようにテープを張り巡らす。このテープが面白い。「キケン、進入禁止」の文字が、観客の方に向けてなら分かるが、選手の方に向けるという。それは、テレビ用になんである。テレビで、ここまでやっているんだという、愛知陸連が全国の陸連にアピールするために、テープを張り巡らす。

もうひとつ、走路員は選手の方を、テレビ報道車が通る間は、観客の方を向いていること。これも陸連の立場上、走路員が確かな仕事を全国のテレビ観戦者にアピールする意味合いもある。でも、これだけ大きな大会だと、選手が通る間中、絶対に観客から眼が離せない。もうドンドンと前にせり出してくるからだ。

Qちゃんが遅れていることは、観客がラジオを聞きながら観戦しているので、刻々とニュースが伝わってくる。遅れたQちゃんが来たときには、みんな一斉に携帯電話を突き出して、シャッターを切っていたのに驚いた。それは「ハイエルヒットラー」と突き出すのに似ていた。そしてQちゃんコールが始まった。

Qちゃんは残念だったが、ファンの層が多いことに驚いた。

今回は目の前で選手が倒れたので、リタイヤの確認をした。選手が「水水」というので、近くにあったコンビニに水を買いに走路員を走らせた。基本通りに携帯で電話をしていたら、そのすぐ後に、選手収容車が来た。収容車には水も用意されていたので、買ってきた水は無駄になったが、何となく、走路員らしいことをしたという気持ちになった。

今日は腰が痛かった。今日ほど疲れたことはなかった。私は走路員の主任になっているから、配置している仲間の全部の配置の確認をしなくてはならない。だから動き回っていた。手術跡の腰に、体重ががドカ~ンと掛かってきたのと、今日は観客が多くて、座って休む場所と時間がなかった。長い時間立っていて、片付けをして、配置場所から2km歩いて帰る途中、足の筋肉がつってしまったのには、驚いた。まだまだ足の筋肉が戻っていないのを実感した。

帰ってからのビールのうまかったこと。

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