こんな看板を見てなにを感じる?
桜祭りで賑わっている一宮の大江川のわきにこんな看板がかかっ
ている。河川コンクリート三面張り工事の説明である。全面にコンクリートで固めて、魚が住めるか?魚がニコニコしている絵が描いてある。
この大江川は改修工事をしているが、それももう終わる。この近くの木曽川にある河川環境公園(左の写真)というところでは、いかに浄化される川を作るかという研究をしている、世界でも数少ない研究施設だ。
そのすぐそばで、コンクリート三面張り、要するの川そのものをU字溝にしてしまった。右の写真は、ドカンのような丸いもを、魚巣ブロックというらしいが、これが魚なのすみかになるという説明だが、今一部工事の済んだところに水が流れかけた。そうしたらアッとういう間に魚のすみかは、ヘドロで埋まってしまった。そして魚の姿は見えない。
この工事をする前から、桜祭りに会場になっている、花岡橋の付近 に、こんな看板をぶら下げている。これも馬鹿げている。川を汚すなという意味は分かるが、コンクリートで固めた川は、浄化せずにドンドン汚水を下に流すし、しかも
すでにヘドロが堆積してきている。
そこで、「のぞかないで」という意味が、全く分からん。これが行政のやることか?恥ずかしい工事を見ないでという意味なら分かるが。
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コメント
同感です。
人間がコンクリートで固めた地球で食料を調達出来るかってことですよね。
魚の餌になるのは何?
その餌になる生物の餌は何?
そのまた・・・・
本当に愚かですね(悲)
投稿: | 2008年4月 1日 (火) 22時31分