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2008年5月26日 (月)

マラソンの実行委員会に、市民ランナーとして初めて参加できた

22日に「いちのみやタワーパークマラソン」の実行委員会の案内があり参加してきた。

いままで市民ランナーとしては誰一人参加していなかった。不思議なことだが、事実である。名古屋シティーマラソンではもう十年以上前から、市民ランナーの意見を聞き続けて、相当改良されてきたし、経費節減、Tシャツの公募方式、時間延長など色々なアイデアを提案してきた。

名古屋は、14000人参加する全国でも有数の参加者を誇る大会を、「名古屋シティーマラソンを支える会(約15人全員ランナー)」が影で支えてきた。ランナーならではの、何をして欲しいかという意見が必要なんですよ。

ここ一宮は、河川敷に追い込まれて、4000人の参加者が3300人までに激減して、存続の危機に迫られた。そこで市の担当F君から、相談を受けた。そこで私の知る全国のランナーたちに、この河川敷に入り込んだ大会を、あなたならどうしますかという質問をぶつけた。

私の知る仲間は、ウルトラマラソンをこなしている者が多くて、しかも彼らは、全国各地でそれぞれが、マラソンクラブリーダーであり、マラソンのイベントを起しているものが多い。返事は実務的で的を得ていた。

F君はこれをもとに奔走した。私は橋渡しをしただけだが。以来4年目にして6200人の参加申し込みを得た。大躍進である。『ランナーズ』というランニング専門雑誌の、知人の編集者が、河川敷に入りこんだ大会はジリ貧になるのが普通、だがなぜここだけが参加者が増えているのかと、不思議に思い見にきて驚いて帰っていった。大会が、参加者も役員もものすごく楽しんでいると。

私のクラブから、毎年多くのランナーが、ゴール付近で走路員の応援を買って出ている。そのせいか、実行委員会への出席の要請が来た。はじめてだが、顔ぶれは見た人ばかりだ。

陸上競技協会から13名、市から5名、体育指導員6名、私立幼稚園連盟、歩こう会、文化スポーツクラブ、小中高の学校連盟など35名で始まった。どう見ても、ランナーとして大会に参加した経験者は、ほとんどいないようだ。

席上たくさん話をしたのは私である。全国から来た友人ランラー、仮装に参加したランナー、ペースメーカーをしたランナー、マウンテンバイクで先導車を買ってくれたトライアスロンクラブの友人たちから、直接反省文をいただいていたこともあり、その報告や提言に始終した。

まあァ、これでいいのかもしれない。言いたいことを言わなければ前進しないからなァ。

とにかく、この大会の欠点は、河川敷で市民の応援がないということだ。この欠点を逆手に取って、河川敷でしかできない大会を目指して、奇抜なアイデアや、イベントを凝らして、ランナーに楽しんでもらえる大会にしたいと思うだけだ。応援がなければ、作ればいい。マラソン応援ウォーキング大会をこさえて、ドンドン応援させればいい。ものは考えようじゃ。

時間は自由に使える、コース取りは自由、鳴り物音響は自由、仮装もできる。この自由さがこの河川敷だ。

何でもできる河川敷だ。楽しみにしていてください。

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