錣山ってなんて読む?
元関脇の寺尾は、現在「錣山親方」と言います。
こんなのいつもフリガナうってもらわにゃ、読まれせんがねェ。これは漢和辞典で調べて、「シコロ」というんだそうだ。でも、シコロって何だということでまたつまずく。
「錣・錏・革偏に毎=しころ」 兜の鉢の左右からうしろのかけてたれて、首の部分をおおうもの。
これでおおよそ想像できるかね?兜の構造がよく分からないから、 また「?」が点く。なんや分れせんがやァ、とつぶやく。そこで古語辞典を開くと、説明の後に、1404ページ図とある。さっそく図を見ると、武具の説明図があり、それが右の図である。
ワシね、マラソン、特にウルトラマラソンを走るときは、帽子にシコロをつける。 タオルをかぶり、上からバンダナやヘヤーバンドで押さえつける。
以前これをかぶって、豊橋から一宮まで90km走っている最中、子どもが、ワシの頭を見て、なにしてるの?と聞いてきた。それほどチンケな格好で走っていた。
このタオル帽子は、水を含ませると、ナカナカ持ちがよくて、炎天下を走るのにもってこいだった。ところが大会で走っていると、「アンタ風呂上りみたいだがやァ」と笑われたことがある。これの心地よさを知らないヤツから。
何年か前の夜叉ケ池伝説マラニック(マラソンとピクニックの合成語)の参加賞が、写真のようなUV カットされた、ニット製のシャツの袖を途中で切ったようなものだった。これを頭にかぶる。その上からツバだけの帽子をかぶる。これが実に涼しい。頭から水をかけても、汗をかいても、適度に乾燥するから涼しい。
そろそろこれの登場する時期だ。これをかぶるのは3年ぶりになる。それほど走られなかったからだ。
今自転車で、ハンチングを後ろ前にかぶり走っていたから、オデコ
が二段に日焼けしてきた。そこで今度は、ツバだけの帽子を目深くかぶり、オデコ中心に日焼けをさせているさいちゅうです。もう真っ黒になってきた。
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