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2008年6月14日 (土)

「旦那」という言葉の、仏教語と落語の説明

妻が夫を、商人や芸人が客を、雇い人が主人を呼ぶときに使う男子の敬語。「檀那」とも書く。本来は仏教語で、サンスクリット語のダーナの音写。ダーナは与える、贈るという意味で、「布施」などと漢訳される。中国・日本では寺院や僧侶に布施・寄進する施主、仏教の後援者(パトロン)の意で用いられる。僧侶が檀信徒の仏法を説くことを「法施(ほうせ)」といい、信徒が法施を受ける寺を「檀那寺」といった。

これは大方どこでも同じ説明である。

ところが落語の中ではこんな説明をしている。芸者遊びを見つかった番頭に主人が、こう説教した。・・・天竺(てんじく)に白栴檀(しろせんだん)という立派な大木があって、その根のところに難延草(なんえんそう)という汚い草が生えていた。人がこれを見てこの難延草を刈っちまったら、きっと白栴檀にもっと美しい花が咲くだろうと思って難延草を刈り取ると、一晩のうちに白栴檀が枯れてしまった。これは難延草の汚い根が白栴檀の肥やしになり、また難延草は白栴檀から露をもらって生きていた。お互いに相持ちじゃ。それで白栴檀の「だん」と難延草の「なん」をとって「だんなん」「旦那」というようになった。

当家では主人の私が白栴檀、番頭のお前が「難延草」だ。お前さんは気に入るまいが随分私も根だけのツユをお前さんに下している。またお前さんも私をよく根で養ってくれます。お前さんが店に出れば白栴檀、店の若い者はさしずめ難延草・・・・。

こうさとして、分家させる。

仏教語より説得力がある。落語の説明も、語源にまぜてまえんかねェ。

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コメント

以前、米朝の高座できいた。このブログで思い出した。ありがとう

投稿: またきち | 2011年1月28日 (金) 07時31分

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