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2008年7月29日 (火)

衣笠丼って?

近所の京風うどん屋「さがの」に時々行くが、今日初めて気が付いた。「衣笠丼」というのがある。

こういう時のために、いつもカメラを持ち歩いているが、今日に限って置いてきてきてしまった。残念!

実はねェ、ここ一週間ほど胃の調子が悪く、完全に昼飯抜きの状態を繰り返していた。昼飯はポカリスエットであった。まるで点滴で生き延びてきた。(ポカリは点滴と同じ材質というからなァ)

友人看護婦ランナーに、あるときこんなことを聞いた。走っていて胃の調子が悪くなることは時々ある。100kmという長い距離を走るとき、内臓が極度の貧血状態になるのか、猛烈に腹が冷えるときがある。そして何も受け付けなくなるときがある。こんな時にいつも用意しているのは、「ガスター10」と「ビオフェルミン」だという。

これを急に思い出して、急ぎ買いに走った。これを2日間で2錠服用したら、夕方突然食欲が出てきたので、一宮警察北100mの大きな交差点の角にある、うどん屋「さがの」に行った。

そこで食べたのがこの「衣笠丼」である。内容を聞くと、お揚げさん(アブラゲ)を玉子とじにするという。「へっ?そんな料理があるんかね」と言うと、これは京都の料理だという。料理というほどのことはないが、相当に手を抜いた感じだ。(俺でも出きそうだ)

だって出てきた丼には、揚げを玉子とじにして、刻みノリとネギが乗っているだけだ。それ003 が汁気が多くて、今日の私にはピッタンコで、お粥さんを食べているようであった。この時はタヌキうどんと同時にとったという、異種格闘技である。

でもなんで衣笠なんだろう。いろいろ調べているが、衣笠丼は京都以外ではほとんど見かけないという。では京都に衣笠という地名などがあるか調べると、衣笠山が出てくる。

あるブログに、「食堂のオヤジの名前をとったんじゃないか」という憶測が書いてある。確か野球の「鉄人・衣笠祥雄」は京都出身だ。人の名前は90%が地名から来ているから、意外や衣笠山が正解かも。(これも憶測だが)

いまだ意味不明である。
後日談である。この「さがの」のおやじさんに、このブログに結構アクセスがある。名前の「衣笠丼」の由来を聞いてみたら、こんな話をした。これは衣笠という町で生まれたらしいという。調べると、金閣寺の南西に衣笠山がある。この中間に衣笠〇〇町というのが8つもある。
そうか一度行ってみるか。でも一杯480円の丼を食べるだけに、京都まで行く気になれないなァ。では、ここから、京都市民に聞く、「衣笠丼の発祥の地はどこなの?教えてちょう」と。
京都の人は心の暖かい人が多いというから、期待しているよ。
でてきた!このホームページをご覧あれ。
京都まで行くことないよ、一宮警察北100mの交差点の角、「さがの」に、待望の衣笠丼が食べられるよ。一度食べるべし。

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