衣笠丼って?
近所の京風うどん屋「さがの」に時々行くが、今日初めて気が付いた。「衣笠丼」というのがある。
こういう時のために、いつもカメラを持ち歩いているが、今日に限って置いてきてきてしまった。残念!
実はねェ、ここ一週間ほど胃の調子が悪く、完全に昼飯抜きの状態を繰り返していた。昼飯はポカリスエットであった。まるで点滴で生き延びてきた。(ポカリは点滴と同じ材質というからなァ)
友人看護婦ランナーに、あるときこんなことを聞いた。走っていて胃の調子が悪くなることは時々ある。100kmという長い距離を走るとき、内臓が極度の貧血状態になるのか、猛烈に腹が冷えるときがある。そして何も受け付けなくなるときがある。こんな時にいつも用意しているのは、「ガスター10」と「ビオフェルミン」だという。
これを急に思い出して、急ぎ買いに走った。これを2日間で2錠服用したら、夕方突然食欲が出てきたので、一宮警察北100mの大きな交差点の角にある、うどん屋「さがの」に行った。
そこで食べたのがこの「衣笠丼」である。内容を聞くと、お揚げさん(アブラゲ)を玉子とじにするという。「へっ?そんな料理があるんかね」と言うと、これは京都の料理だという。料理というほどのことはないが、相当に手を抜いた感じだ。(俺でも出きそうだ)
だって出てきた丼には、揚げを玉子とじにして、刻みノリとネギが乗っているだけだ。それ が汁気が多くて、今日の私にはピッタンコで、お粥さんを食べているようであった。この時はタヌキうどんと同時にとったという、異種格闘技である。
でもなんで衣笠なんだろう。いろいろ調べているが、衣笠丼は京都以外ではほとんど見かけないという。では京都に衣笠という地名などがあるか調べると、衣笠山が出てくる。
あるブログに、「食堂のオヤジの名前をとったんじゃないか」という憶測が書いてある。確か野球の「鉄人・衣笠祥雄」は京都出身だ。人の名前は90%が地名から来ているから、意外や衣笠山が正解かも。(これも憶測だが)
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