大雨警報が出る中、ぎりぎりで市民大会が終わった
稲沢の市民大会が、24日、午前7時に尾張東部大雨警報が出ているなか行われた。
さて困った、7時に集合した陸協理事達は一様に空を見上げた。全天は雲だらけ。そこへこの陸協に長くかかわっている、常任理事で審判委員長の学校の先生がみえた。
空を見て、ここは尾張西部だ。天候は西から変わる。西の空は明るい。決行してもし雨がひどくなったら、避難させればいい。「決行!」の一言で決まった。すごい決断力だ。
大勢の生徒を引っ張って行く時に、こういう決断が必要になる。それをまざまざと見た感じがした。小さなマラソンクラブの決断とは格段の差だ。
グランドに散って、100、200、400、1500、3000、5000mの各スタートラインを引く。そこへリレーのバトンを受け取る範囲を示す、出入ラインを2本引く。これが8コースある。これがコースの縁石に埋め込まれたマークを、宝探しのように探してラインを引く。フィールドでは、砲丸、ヤリ、円盤の計測ラインを引く。
今度は会場設営で、ゴール決勝審判員の階段状の審判席を運んでくる。イスやテーブルを運び、受付を作りヤレヤレと思ったら、もう選手が来る。8時半開会式だ。
受付は私の担当。選手は競技開始時間20~30分前に、参加意志を確認する「コール」をしてもらう。それを確認後、決勝審判と、出発係に届ける。気を遣うことはないが、結構グランドの中を動き回る。
大体私は、この常任理事になっているが、いまだに競技性の高い役に馴染めないでいる。陸上競技そのものに興味があってやっているわけではない。まるで交通事故のように、誰かに勝手に推選されてやっている。
それももう20年も前になる。一度理事会の誘いがあり、のぞいてみた。この市の予算の関係で、みんな手弁当でやっている。これなら手伝ってやるかと、義侠心を出したのが運の尽き、以来つき合わされている。(つき合わされているという言葉に、何となく被害者意識がでている)
だから競技に関しては、いまだに馴染めず、受付をやっている。幸い、昨年、頚椎と脊椎の手術をしたので、みんな気遣って重いものを運ばせないようにしてくれるから、座ることが多い。(横着しているのではないぞ)
最近この市も、稲沢、平和、祖父江と合併したので、中学高校一般など参加チームが増えて大変になった。だが最後競技は、参加者各自が勝手にチームを組み、それぞれチーム名を付けての400mオープンリレーをする。これが結構盛り上がる。オリンピックの最後のマラソンに似ている。以前は5チームできればいいところだったのに、今回は10チームもできて盛り上がった。
予定の時間まで雨も降らず、時々陽が照るときがあるほどで、暑さでまいった。天候を判断した審判員長の決断のすばらしさ。朝のインターネットの天気予報では、尾張地方9時ごろの雨量は、7mmとでていたぞ。(気象庁のウソコキ)
でも無事に終わった、ヤレヤレである。
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