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2008年9月12日 (金)

平成20年~21年3月までの走路員を募集始めた

「いなざわシティーマラソン」が11月9日にある。ここは陸協の常任理事を仰せつかっている。逃げられない。知らん間に祭り上げられている。逃げられない決勝審判をさせられている。ワシ審判なんかしたくない。走路員でいいのに。困った。

「名古屋シティマラソン」が11月24日。これは10kmコースの5km地点の給水係である。大会のTシャツのデザインの公募方式のアイデアを出したのは、この私だ。経費節減のために、会場付近の走路員をボランティア(日当無料)を提案したのも、このワシだ。

5km地点の給水を設営した時に、だれにやらせたらいいのか思案したという。学生では間に合わない。集団で動けるグループでないと無理がある。20分で6000人通過する給水なんて聞いたことがない。もともと10kmなんて給水なんか必要がないと思うが。

いいかい、大名古屋のマラソン大会の給水係を、「一宮の独りしゃべりにやらせろ」と白羽の矢が立った。

立てるほうは勝手だが、立てられた私は不幸のどん底に落ちたかというと、二つ返事で受けた。元来オッチョコチョイで、余り物事を深刻にしない性格だ。

なんとかなる。案の定、私を助けて下さった「犬山走友会」「一宮走友会連合」の面々は、フルマラソンを100回走る「フル100楽走」の人が多く、マラソン大会に参加経験が豊富ばかりでなく、自らイベントを組んでいるランナーが多い。各人がリーダーというグループ。

なんと配置に付くや各自が勝手に動き始め、アッという間に片付けた。これを見た陸連が、この大会始まって以来、初めて教育委員会に礼にこられたと報告があった。それほどの手際のよさに、ここは一宮の「独りしゃべり」に任せとけという神話ができた。おかげで毎年給水の水をかぶり、ずぶ濡れ。もうそろそろ名古屋市から、名誉市民として表彰されてもいいのではないか。

これが終わると、年明けに「いちのみやタワーパークマラソン」が、1月12日、河川敷で行われる。2003年、河川敷の追い込まれた時は、4500人ほどの大会が3300人まで参加者が落ち込んだ。それが今年は6200人まで参加者を戻した。「ランナーズ」というランニング専門誌の編集者が、河川敷はジリ貧になるのになぜここだけ参加者が増えているか、見に来たほどだ。

負い込まれたならば、逆に河川敷でしかできない大会にしてしまえと考えて、全国の友人知人のランナーの知恵を総動員して、市のマラソン担当F君にぶつけた。また彼がよく動いた。おかげでわずか5年で倍増近い参加者で賑わっている。

わしは仮装部門の審判長という名前で遊んでいる。ゴール付近は、仮装した走路員がウロウロして、会場の雰囲気作りをしている。ここでもTシャツのデザインを公募方法にした。これが人気が良くてね。ワシ毎年応募しているが、佳作どまり。今度こそはと狙っている。

「名岐駅伝」2月の第一日曜日(選挙がなければ)に行われる。これがイカン、ワシの担当は木曽川の橋のたもと。橋の向こうは岐阜の最終区間で、トップ通過後15分で打ち切りスタートしてくる。

朝9時に集合がかかり、12時過ぎにわずか15分で担当は終了する。その間、木曽川から吹き上げる風にさらされて、震え上がってるのだ。

「読売犬山ハーフマラソン」が2月最終の日曜日に行われる。これが一番つらい。木曽川の堤防道路で、吹きっさらし。風はビュービュー、足はガタガタ、カラーコーンはゴロゴロ転がって行く。小便チビリそうなほど寒いが、風がビュービューでは小便が吹きたってくる。みんな選手が来るまで、堤防道路下に非難している。

今年の大会は30周年記念だった。ところが長年走路員として手伝ったワシらーが、表彰されていることになっている。ところが代表のワシには、案内すらなく、表彰や記念品は届いていない。そこで読売新聞の本社に文句を言ってやったら、記念品を届けて謝ってきた。ここでのワシら走路員の立場は、下請けのまた下請けで、孫受け的な存在で、連絡がどこかで途絶えてしまったらしい。

寒い大会にがんばっているのに、読売さん、やる気がなくなるぜェ。

3月の第二日曜日に「名古屋女子国際マラソン」が行われる。今年はオリンピックがあり、その選考会があった。だから観客も、走路員も多かった。有名選手が走って来ると、携帯電話がいっせいニョキッと飛び出せてきて、写真撮影してきたのに驚いた。

いつも最終折り返し近くが担当である。来年はどこを担当するんだろう。走路員というには、選手の応援をしてはいけない。観客が走路に飛び出さないように、警察と協力し合って交通整理するのが目的である。これを無視して観客の方を見ている走路員がテレビに映ると、全国の走路員からクレームがつく。

マラソンが好きで手伝っているのに、マラソンが見られない。つらい仕事です。

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