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2008年9月28日 (日)

肉まん・中華まん・アンマン ギョウザに米にミルク

ここ二、三日急に冷え込んできた。この間まで半ズボンと半袖だったのに、今日起きて、ラジオ体操に出かけるとき、寒さを感じる。ましてや、自転車で風を切ると震えが来るほどになった。

10時ごろから、午前中マウンテンバイクで走ってきた。33kmほど走られた。日が照っていないので、気持ちのいいドライブを楽しんだ。

午後2時ごろから、ノルデックポールを持ち出した。雨が降るかもしれないので、どこからでも帰られる、バイパスコースを歩くことにした。このコースは、わが家を基点にして、扇状にバイパスが通っている。突然に、近道で帰るには実に都合がいい。

早めに降りかけたので、早々に帰ることにした。小学校の近くに来たとき、運動会が都合よく終わったのか、父兄がどっど出てきた。

夕飯に少し早いが、途中コンビニに寄る。今年の夏は、おでんをどこででも売っていた。暑いのにと思うが、意外や売れているという。家の中は、クーラーで食べごろなんだろうか。

レジのそばで、肉まん・アンマン・中華まんが、ほどよく蒸しあがっている。これにするか。

肉まんって、中国から入ってきたものだ。小麦粉に豚肉やタマネギなどを包んで蒸した中華饅頭のことだ。昔中国では何かと言うとすぐに生にえを捧げる風習があった。城や橋などを作るときに、人間の生首を捧げた。ところが時代がたつにしたがって、それではあまりにもむごたらしいので、やがて人間のかわりに豚や羊の首を代用するようになった。

やがて豚や羊といっても、生首というのはやっぱり見てくれがよくない。ということで、やがてその肉を小麦粉に包んで生首の形にし、「人頭」を模して捧げるように改まっていったという。これがやがて形を丸くし、長持ちさせるように蒸かすようになった。(椎名誠著「スポンの首」より)

つい先日まで、メタミドホスのギョウザで騒いでいた。いま人身御供になっているのは、メラミンをミルクに混ぜられた、自らの国民の乳飲み子たちだ。段ボールを詰め込んだのはつい先日だ。今度はミルクと米だ。

どこまでも腐りきった安全基準と嘘を固めてなりふり構わず輸出してくる。それを甘んじて輸入している日本という国。だれを信じたらいいのかねェ。

この際だから、日本の一次生産者を、今一度見直すいいチャンスだ。安かろうよかろうの時代ではない。食の安全を第一に考えなければいかん。

中国に頼りきって、原価を抑えることに執着していた企業が、いま方向転換を余儀なくされている。でもそれに変わる安いところを模索して、一時避難しようとしているだけだ。根本的な解決にはなっていない。

国会議員の先生方よ、自国の国民の食安全より、今は選挙で忙しいだろう。だが身を粉にして働く議員先生はいないのかねェ。5日間で首になる先生がいるほど体たらくしている。自分の政党が危機に面しているというのに、身内から堤防に穴を開けている。こんな危機管理もできないような議員は、まず政党と関係なく、議員としての資質にかける。

それと食の偽装をした業者、吉兆、赤福、丸明など、今度の米流通経路を徹底的に調べ上げて、厳罰にして欲しいものだ。一時的な営業停止でなく、廃業にすべきだ。

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