火事場のバカ力を出す方法
室伏がハンマー投げで、ウリャ~ッと、飛んで行くハンマーに向かって叫んでいる。何となく手遅れのような気がする。投げる前に、「オリャ~ッ」と叫んでいるなら何となく納得するが。もしかして、「オリャ~ッ」という周波数が、後押ししているんだろうか。
走り高飛びで、拍手を求めて、その手拍子に乗って飛び上がる。この方が何となく納得できるが。
要するに火事場のバカ力を、なんとかジャンプや投てきの力に変換しようとご苦労なさっている。
重量が一番納得できる声を上げている。
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まずなぜ火事場では、馬鹿力を発揮きるのだろうか。実は、脳の興奮がかぎになる。脳が興奮することで、そうでないときよりも筋肉を支配する多くの神経をオンにできるという。
緊張しすぎてガチガチになった経験はないだろうか。それも、実は緊張によって、筋肉を支配する脳の神経が余計に興奮するためにおきる。余り緊張しすぎると、自分が使おうと思っている筋肉以外も収縮させてしまうのだ。私たちの動作は、収縮する筋肉と弛緩する筋肉がうまく組み合わさってできている。そのため、すべての筋肉に影響がでると、ぎこちない状態になってしまう。
ほどよい緊張であれば、力をだしたい部分で火事場の馬鹿力を発揮することの可能である。
l 声を出す l 歯をくいしばる l ホホを両手でたたいて集中する l 興奮剤(エフェドリンなど)※IOC禁止薬物 l 筋肉の余力を出しきる火事場の馬鹿力がでるのは どんなときか。脳が興奮することで、筋肉の全力を出 る。ただし、筋肉を傷めるときもあるので注意が必要で ある。またドーピング剤として禁止されている薬物の中 にも、興奮させて火事場の馬鹿力を発揮させているもの がある。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ワシなんかマラソン大会の時は、いつも最後部からスタ ートを切る。そうすると、絶対にオーバーペースになら ないからだ。だかしかし、絶対に火事場では役に立たな いだろう。 今度走られるようになったら、体中をピチャピチャたた いてから、走ってみるか。 |
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