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2008年9月27日 (土)

テレビ放映された飲食店のその後・これから放映される店の対策

あるラーメン店で、餃子のタレが、ゴマだれ風でなかなか美味しい。この店は私も知っている。これがテレビ放映された翌日からものすごい人で驚いた。店もあまりの忙しさに、味を落としたらしい。意外やその反応は早く、潮が引くように客が減って、以前の客の戻りが悪いという。忙しさの余りというか、有名店になったことで自信過剰を招き、基本を忘れてしまった。

最近萩原駅前の「華丸」が放映された。開店時間になると、もう客が並んでいる。店前にイスを並べてあるので、座り込んで、イス取りゲームのように少しずつ、前進する。常連のワシは、しばらく来るのを遠慮する。いつもならワシ一人だから、混んでいてもどこにでも座れる。そんな思いで店に行くと、あまりの多さに、通過する羽目になった。いい匂いだけ嗅がせていただいて、サヨウナラである。

友人がやっている、「かにや」という、みそ煮込みうどん店がある。一度放映された時に思ったそうだ、もう二度とやらないと。はじめてのお客さんが、ドッと押し寄せたので、常連客が入れなくなり、来なくなってしまったと嘆いていた。

名古屋で義兄がやっている「みそかつ店」が、東海テレビの西川きよしの「ご縁ですよ」で放映されるらしい。いくら親戚とはいえ、この放映で、かえって苦労した店が多いことを知って欲しいが、アレコレいえない苦しさがある。義兄は初めてのことで、とてもうれしがっているからだ。

ここで少しまとめてみると、

  • テレビを見た人が、ワッと押しかける。
  • 極度の忙しさが襲ってくる。相当に長い期間続く。うまくやれば一年はもつと聞いたことがある。
  • 味を落とすと、倍の反応で、客戻りが悪くなる。
  • いままでの常連客が、入り辛くなり、敬遠するようになる。

対策として、

  • 客さばきが悪くても気にせず、マイペースで味を保つ。
  • 固定客には、徹底して予約制を取る。
  • 店はテレビに出た店だから、すごいんだぞ、なんてみじんも出してはいけない。偉ブル店は嫌われる。
  • 笑顔を忘れないことだなァ。

私も最近、名古屋地区の限定タブロイド版、毎月第3水曜日発行(新聞の半分の大きさで、12ページぐらいあり、割りと広告が多い新聞)「ROOS」に、わがマラソンクラブが紹介された。

友人が記事を頼まれたので、写真が欲しいというので送った。まさか名古屋全域、桑名、いなべ及び周辺限定とは知らずにいた。いつなにに載るかも知らなかった。

「載りましたねェ」と、メールや電話が、友人知人親戚から一斉にきた。知らない私は、「どういうことですか?」と聞く始末。とにかく三重県から、緑区、中区、西区から連絡が来た。

それほどマスコミの力というのは、すごい。テレビとなると、東海地区全域に流れる。その効果は絶大だ。

これを機会に、顧客を安定させる手立てを考えておいたほうが、いいかもよ。

ガンバレ兄貴!

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