« 家族が増えた | トップページ | 車は水に弱い・ダメ押し編 »

2008年9月 1日 (月)

つまみ食いウォーキング

昼からウォーキングに出かける。通り掛りにユニーへ入る。食品売り場に入りこみ、涼みながら店内をウォーキングする。

所々で食品の試食がある。揚げ物屋では小魚やさつま揚げなどを細かくして爪楊枝で食べさせてくれる。イヤジャといっても目の前に突き出される。仕方なしに手を出す。ウインナーのコーナーでは、これも手を出す前に、爪楊枝が目に前に出てくる。

うれしいなァ、何もしないのに食べさせてくれる。では今度は刺身コーナーへ。ないがねェ、刺身がないがねェ。ショボクレて地方物産展へ行くと、なんと塩辛や、さつま揚げも出ているじゃないか。だれも爪楊枝を出さないので、自分で食べた。

いい気分で「ごちそうさま」といって、ユニーを出る。

後ろめたさはない。4kmほど歩いて行くと、最近できた「もち吉」という店が気になった。今日はどういう訳か、物おじしない日である。店に入って、「すみません、少しお店を見せてください」と言いながら、試食のせんべい類をかじる。

一度ここの餅を買うのもいいなァ。

お世辞に聞こえるが、「最近よく見かけるが、どのくらい店舗があるんですか」というと、全国展開していて、162店舗という。驚いた。

ホームページで「もち吉」を調べると、「もち吉」の「吉」は、社長の森田長吉から来ている。おそらく代々「吉」を世襲しているんだろう。売り上げが165億円、従業員1464人、店舗数181店舗、創業昭和4年という。おそれいいりました。

友人にこの話をすると、こういう店が出てくると、地方色がなくなるという。でもつい10年ほど前に「日東あられ」が全国制覇して、全国どこの土産のあられも、90%が日東あられだった。

以前、日帰りで岐阜の羽島の「カンポの湯」へ家内と行って、「ほたて浜煮」を買った。いつも友人に土産をもらうから、友人用にもう一個買った。

友人宅へ土産を届けた。友人も浜名湖へ行って来たという。そこでみやげを買ったというので、なんと土産の交換になった。ところが問題が起きた。浜名湖もカンポの湯のみやげも同じ「ほたて浜煮」で、包装がそれぞれ浜松であったりカンポであったりと、販売元の名前が違うだけだった。

家に帰ると近所の友人が、伊勢の「あさりやわ煮」と「真珠漬」の土産を持ってきた。うれしくなり浜名湖もカンポも伊勢も全部開封して驚いた。001

開封すると、同じ寸法の包装で、中の風袋には同じ文句が書いてある。「御食け国=(みつけくに)の珍味・四季折々の風味 豊かな味わいそのままに」であった。これはおそらく同じ「真珠漬本舗」のものだとことが分かる。

「あられ」も「やわ煮」も「真珠漬」も全国制覇されている。だから何を買っていいのやら。以外や地元のスーパーの食品売り場で、その地方の日常食品を求めたほうが、土産にいいかも。

|

« 家族が増えた | トップページ | 車は水に弱い・ダメ押し編 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: つまみ食いウォーキング:

« 家族が増えた | トップページ | 車は水に弱い・ダメ押し編 »