2008 祖父江のイチョウ祭りが始まった
2008年11月
29日から12月7日まで、稲沢市祖父江町の「そぶえイチョウ黄葉まつり」が始まった。
場所は名鉄尾西線の山崎駅で下りると、もうそこから始まっている。西へ100mも歩くと、祐専寺前のメーン会場にはテントが立ち並ぶ。この寺に祖父江のイチョウの原木がある。
私はマウンテンバイクで出掛けた。相当広範囲に歩かねば、いい場所に出会えない。イチョウを見せるためにではなく、ギンナンの生産としているから、アッチコッチにイチョウの畑があるからだ。
大きな駐車場がないから、駐車はなかなか難しい。でも道路に置けないこともないし、警察もいるが厳しい規制していない。
まずは、寺の前でいい匂いをさせている豚汁200円を頂く。大きな釜で早くから煮込んだという。なかなか具沢山でうまかったが、後ろの人に押された拍子に、ゴクッと飲み込んでしまい、上あごをヤケドした。会場はもう満員であるから、用意されているテーブルに座れないので、立ち食いである。
隣は「銀杏入りきしめん」で、長蛇の列である。昨日NH
Kで放映された
らしく、人ごみも半端じゃない。祖父江町民がいろいろ工夫して、銀杏入りのきしめん、羊羹、だんごが売られている。
向かいでは、蛍の会が川魚やカワニナとホタルの幼虫を説明している。この田んぼばかりの田舎町でも、町中でこのイベントを盛り上げようと頑張っているのが、好感が持てる。
各農家の前では、自家製のギンナンを売っている。なかでも寺の前
の農家では、「銀杏すくい」をやっている。看板にひかれて入り込むと、ここも行列である。のぞいて見ると、金魚すくいを連想させたが、つかみ取りであった。両手でガバッとすくい、すかさずカゴに入れてもらう。これで100円という。
「トーちゃん、手が大きいのか欲が深いのか、仰山取ったねっ」と笑ってやったら、大笑いした拍子にこぼしてしまった。だからやり直していた。(ゴメン、悪かった)
隣では焼き立てのギンナンを食べさせてくれた。どういう訳か、片手にビール
を抱えているので、いいツマミである。
ここを離れて500mほど北へ行くと、尾張サイクリングロードが横切っている。ここは両側にビシッとイチョウが並び、壮観である。
今年は台風が来なかったので、実の成りはいいが、粒がその分小さいと聞いた。適当に落ちないと実が大きくならないのかも。
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