気の長~い長いも掘り
天気がいいので半ズボンと半そでシャツになり、ジョギングに出掛けた。いい響きだなァ。
歩くと変わらないスピードで、ユルユル腰をかばいながら走る。いい天
気だ、実にいい天気だ。歌いながら走りたい気分だ。
畑では野菜や久しぶりの暖かい天気で、耕作がしやすいのだろうか、ボチボチ人が出ている。
畑で上半身しか見えないほど穴を掘っている。「なにしてんの」と聞く
と、長芋を掘っているという。
深さが50~60cmはあるだろうか、幅が70cm、掘り進んだ長さは5mほどある。ウヒャ~ッというほどの労働だ。
歳を聞くのを忘れたが、70ぐらいだろう。せっかく掘った長芋が、ポキッと折れた。(ウン?ワシのせいか)
「ねェ、どれだけ採れた?」
と聞くと、昼前に家に持っていたが、昼からはこれだけだ。土手にある長芋を指差すと、5本ほど見えた。
「労働の割には報酬が少ないがやァ」
「イヤイヤこれは精が付くでねェ」
採って喰って精を付けて、それでまた採ってそれで精を付けて?それではなかなか貯蔵できんし、他人の口には入らんがねェ、と笑った。
それにしてもいい天気だ。少し汗ばんだ気分のいいジョギングは、3年ぶりぐらいかなァ。なんと11kmも走っていた。
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