ハバネロが目にしみる
私の食卓には、いつもタバスコが載っている。普通のタバスコではない。タバスコで一番辛いハバネロである。
朝の納豆タマゴに、これを振りかけて食べるのが一日の始まりである。
普通のタバスコはジュース状であるが、このハバネロタバスコは、果実がすりおろして入っている。まるでニンジンがすりおろして入っているようである。このニンジンのようなものがハバネロである。
ハバネロは、ちょうどピーマンのような実がなる。このビンには、素手で触るな、目には水中メガネをせよとは書いていない。現物はそれぐらいしないといけないらしい。ラベルには、こう書いてある。
ーー激辛ハバネロ唐辛子をメインに、南国のフルーツ風味をほどよくブレンドしたジャマイカンスタイルの、スーパーホットなソースです。エスニックな料理などを、よりスパイシーに仕上げます。ーー
何度も使っている内に、ビンから汁がこぼれて付着する。それを使った手で、先日目をこすったら、なななんと、目が充血してきた。何度も洗眼して、やっと痛みが取れた。
さてこのハバネロのことを以前書いたのでもう一度。
辛さの単位は、スコビルという数値が有る。
ーーこれは トウガラシのエキスの溶解物を、複数(通常は5人)の被験者が辛味を感じなくなるまで砂糖水に溶かし、その倍率をスコヴィル値としていた。したがって、カプサイシンを含まないピーマンのスコヴィル値が0(砂糖水に溶かさなくても辛味を感じない)とされ、一方、ハバネロのようなもっとも辛い種類の唐辛子は値が300,000とされ、これは、そのエキスのカプサイシンが舌で感じられなくなるようにするには、水で300,000倍に希釈する必要があることを示す。このテストの最大の問題点は、人の主観に頼っているという不明瞭さである。
近年、高速液体クロマトグラフィー法によりカプサイシンの量を直接量るジレット法などが開発された。しかしスコヴィル値が長年使用されあまりに普及していたため、現在はカプサイシン量の数値をわざわざスコヴィル値に変換し直して表記する方法が一般化している。ーー(ウィキーペディア参照)
- ブレアーズ サルサデスソース 15000スコビル
- ブレアーズ オリジナルデスソース 10000スコビル
- タバスコ ハバネロソース 7000スコビル
- タバスコ 一般のもの 2140スコビル
ブレアーズには、まだその上がある。アフターデスソース5万スコビル、サドンデスソースが10万スコビルがある。いずれまたお会いできる日をお待ちしています。
ハバネロそのものは、青唐辛子の一種で、なんと20万~55万スコビルあるという。このハバネロを料理するときの注意書きに、
「・絶対に素手では触らない」
「・素手で種をほじるなんて言語道断」
「・辛味の成分は揮発性があるので、できればマスクとゴーグルをして粘膜を守る」
ブレアーズ15000スコビルは使ってみたが、意外にタバスコ7000スコビルのほうが辛かった。スコビル値は高いのに変なの。
痴漢やカラス撃退にいいかも。誰かのブログに、生ゴミに唐ガラシを掛けて、のぞいていたら、カラスがのけぞったと書いてあったぞ。
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