薬屋に運動を勧める
私がよく行く薬屋は、定価の6掛けで販売している。何を買ってもおそらく一宮で一番安いだろう。
よく肝臓の栄養補給に、というより、飲み過ぎた時に(いつもだが)、買ってある「新ヘパリーゼプラス」である。何となく安心できるからだ。このチョコレート色に安心感を憶える。
ここのおやじというが私とドッチコッチの年齢だが、腰が痛いという。私が手術した回復状態を、顔を見るとは聞きに来る。手術前から私を見ているからだ。そうか薬屋でも腰の痛みには勝てないか。薬も湿布も役立たずと笑ってやる。
場所は本町の真南700m、松島町の信号交差点の角にある丸井薬局だ。前を通る時に覗いて、居れば話し込んで帰るだけのときもあるが、買ってくるときもある。こことの付き合いは、安いと聞いて寄ってから、何となく話すているうちに親しくなっただけだ。
腰の手術が順調に快復している状態をみてうらやましがる。だから私がどんな状態かを聞いてやった。話しの内容から大してことないから、薬に頼るな、運動せよと勧めてやった。
薬屋は、薬は売るもんで、買うもんじゃない、運動が一番。(グフフ)
退院のとき病院で自分の体に合わせた腰のコルセットを使っていた。退院後運動をし始めたら、腹回りと体重が減ってきたのと、少し伸びてマジックチャックが合わなくなった。いままで「中山式のゴムのコルセット」を持っているが、それも伸びてきているので購入しに寄った。
おやじが出てきて、顔を見るなり「最近ねェ、近くのトレーニングセンターに通っている」と嬉しそうに言った。おかげで腰の調子がいいという。
そんなら、いいことを指導してやったんだから、いま着けているコル
セットを、買ったものの化粧品箱に入れて、「傷物だといって返品してやれ、ワシの教授料だ」と笑った。医者の不養生ならぬ、薬屋の不養生である。
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